中西さんのセミナー 『勝負脳の鍛え方』を見て。 

2020年11月23日


 ある患者様から中西さんのお話が面白いと教えていただきYOUTUBEを見ました。

運動能力と密接な関係にある空間認知機能は、視覚情報、聴覚情報の他に股関節が影響しているというお話で、股関節が水平、バランスを司っているので、股関節がくるっている=姿勢が悪いとスポーツのパフォーマンスも上がらないと、私の母校日大の名誉教授の林成之先生がお話しされています。

 これは、股関節の角度転位が姿勢を狂わせ、健康を害するという礒谷療法の、別の角度からの見方だと思います。

 結局、武道でもスポーツでも『自然体』が基本の基本なのですが、その基本が非常に得難いわけです。

 『自然体』とは、身体に余計な筋肉の緊張が無い状態ですから、「身体に歪みがない」状態とも言えますし、「良い姿勢」とも言えます。

 幕末の剣豪山岡鉄舟が、試合、指導を求めてくる多くの剣士のわらじや下駄の裏の片減りを見て相手を選んだ、という話が有りますが、これは片減りしているような人=体の歪んでいる人は、わざわざ自分が相手をするまでもないと、お弟子さんに相手をさせたそうです。

 動画の中でもマイケル・ジョーダンやイチロー選手、メッシが引き合いに出されていましたが、やはり高いパフォーマンスを行う人は体が整い、股関節の使い方が分かっているから、すごい活躍が出来るんですね。

 股関節の新たな切り口が得られ、良いセミナーだと思います。

 運動選手、スポーツ好きな人はぜひ見ていただきたいと思います。

スポーツ障害だけではなく、スポーツのパフォーマンスアップも股関節矯正出来る礒谷療法ベースの整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所 

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