中西さんのセミナー『勝負脳の鍛え方』でも股関節の大切さを再認識 

2020年11月23日

  西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【中西哲夫さん】

 ある患者様から中西さんのお話が面白いと教えていただきYOUTUBEを見ました。

 残念ながらこの動画は現在は非公開になってしまいましたが・・。

運動能力と密接な関係にある空間認知機能は、視覚情報、聴覚情報の他に股関節が影響しているというお話で、股関節が水平、バランスを司っているので、股関節がくるっている=姿勢が悪いとスポーツのパフォーマンスも上がらないと、私の母校日大の名誉教授の林成之先生がお話しされています。

 これは、股関節の角度転位が姿勢を狂わせ、健康を害するという礒谷療法の、別の角度からの見方だと思います。

 そもそも、直立二足歩行は非常にデリケートなバランスの上に成り立っている姿勢と動作です。

 まず、2本足で立った時に骨盤が水平でなければ背骨がまっすぐになるわけがないのですが、この骨盤が水平である人はそれほど多くはないのです。

 そして、体の歪みはこの股関節を起点として起こりますので、股関節が体のバランスを司っているという考え方はまさに礒谷式力学療法と通じるものがあると感じます。

 ちょっと脱線して、これは股関節矯正を仕事にしている私が、患者様からよくいただくご質問ですが。

 「私の股関節は左右どちらが悪いのですか?」と。

 股関節に疾患が有る無しに関わらず、痛い方が悪い方と言う認識が一般的になります

 しかし、例えば・・

 左脚を上にして脚を組む習慣を長く続けた・・・

  1.  その結果、左股関節が外に開く癖が強くなり左脚が長くなった
  2.  相対的に右脚が短い状態なので体重が常に右脚に多くかかった
  3.  右の股関節の軟骨が削れてしまい骨同士がぶつかる状態になった
  4.  右股関節が変形性股関節症になってしまった

 どうですか?
 こうして変形性股関節症の発生の機序をみてみると現在痛みが有るのは右脚ですが、問題の始まりは左脚なのがお分かり頂けると思います。

 あらゆる股関節のトラブル、痛みは先天性の疾患であるペルテス氏病、先天性股関節脱臼でも、変形性股関節疾患、突発性大腿骨頭壊死症などでも大事なのは左右股関節角度のバランスなのです!!

 つまり、この質問に対する答えは「左右の股関節のバランスが問題なんです」と言う事です。

 変形性股関節症で片側の股関節の可動域が極端に狭くなっていても、反対側の股関節矯正でバランスがとれれば歩きが格段に良くなり痛みをコントロールすることも出来るわけです。

 

 結局、武道でもスポーツでも『自然体』が基本の基本なのですが、その基本が非常に得難いわけです。

 『自然体』とは、身体に余計な筋肉の緊張が無い状態ですから、「身体に歪みがない」状態とも言えますし、「良い姿勢」とも言えます。

 幕末の剣豪山岡鉄舟が、試合、指導を求めてくる多くの剣士のわらじや下駄の裏の片減りを見て相手を選んだ、という話が有りますが、これは片減りしているような人=体の歪んでいる人は、わざわざ自分が相手をするまでもないと、お弟子さんに相手をさせたそうです。

山岡鉄舟 姿勢矯正 整体 西荻窪

 動画の中でもマイケル・ジョーダンやイチロー選手、メッシが引き合いに出されていましたが、やはり高いパフォーマンスを行う人は体が整い、股関節の使い方が分かっているから、すごい活躍が出来るんですね。

 股関節の新たな切り口が得られ、良いセミナーだと思います。

 運動選手、スポーツ好きな人はぜひ見ていただきたいと思います。

スポーツ障害だけではなく、スポーツのパフォーマンスアップも股関節矯正出来る礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所 

                                        杉並区松庵3‐35‐21  03-5938-7713
 

姿勢矯正 西荻窪 整体 CS60

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