これは、かなり頻繁に感じることですが私の家内は体調が良好ですが、O脚でかなり足癖が悪いのです。

　しかし、O脚でも病気が無ければ、健康というのでしょうか？

　私は違うと思っています。

　O脚は猫背へとつながる姿勢悪化の根本原因ですから、O脚であるという事は病気の一歩手前の状態と考えるからです。

　

なぜ、彼女が60歳手前の年齢にもかかわらず、O脚でありながら健康問題が無いのかと言えば・・・。

それは、うらやましいぐらい関節が柔らかいので歩き方がすごく良く、理想的な歩きが自然にできているからだと考えています。

　その歩き方で股関節の左右差もうまくカバーしていることにより体に不調が起こらないのだと思うのです。

　しかし、O脚はO脚ですから年齢を重ねるうちに少しづつ猫背が進んでいるのです。

　私がいつも「座り方」「立ち方」をうるさく言っても、本人に困ったという切実感がまるでないために、全然実践できないのです。

　これが、体の問題が無い人の問題です(*_*;

　実際に、体のトラブルで困るから、生活習慣を見直したり、体操に取り組んだりするわけですが、困らないとなかなか取り組めないのが多くの人の常ではないでしょうか？

　

しかし、未病で防ぐことをしないと、いざ問題が起こってから解決するのは大変になってしまうのです。

　何より、体の癖は小さければ小さいほど修正するのが簡単なのですから、本人に自覚を持って取り組んでもらいたいものです。

　こうした病気が発症する前の状態を未病と東洋医学では言うようですが、未病で治すのが本人もつらい思いをしないで済むわけですから最高の方法です。

　礒谷式力学療法を作った磯谷公良先生は時代に先駆けて『予防医学』（鳩の森書房刊）を昭和５１年に出版されています。

　礒谷式力学療法を多くの健康つくりに活用してもらいたかったのです。

　体の癖を直し、未病を治すことが出来る礒谷式力学療法とCS60の整体院　　杉並区・西荻窪　　鴨下療法所