利き足と軸足の関係性?

2020年07月17日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【軸足と利き脚】
股関節矯正 鴨下療法所""
最近、コロナの自粛期間スポーツからしばらく遠ざかっていたシニアの方が、再開した途端にけがをしたと言う話を続けて聞きました。

 

 この大きな原因は、どんなスポーツでも大切な、キレのいいコンパクトな体軸、体重移動に使う股関節の内転筋群は使わないと、あっという間に弱くなるためなのです。
 体軸がくるえばブレが大きくなり転倒や捻挫のリスクが高くなり、体重移動が苦手になれば余計なところに力が入り肉離れ等になり易くなります。

 当所で推奨している内転筋スクワットなどでしっかりと準備してからスポーツを楽しみましょう!!!

 さて、今回の本題ですが、利き足とは、使いやすい、コントロールしやすい足の事ですね。

 たとえば、私ならサッカーで右脚しか蹴れない(T_T)ので右脚が利き足ということになり、残った蹴らない方の足が軸足と言う事ですが・・・。

 この軸足とは、体重が乗り易い方の脚の事です。

 例えば、水たまりを飛び越える時にどちらの脚を前に出しますか?
「左足」が出るのであれば、左脚が利き足で、残って地面を蹴った方が軸足ですと言う様な乱暴な説明も目にする事が有りますが、意外とイレギュラーな事も多いのがこの利き足、軸足なのです。

 先ほど、私は右脚でしかボールを蹴れないと言いましたが、実は私の軸足は右足なんです。

 無意識でボーっと立っている時には自然に右足で立っているのです。

 軸足とは、基本的には『短い脚』になるのです。

 これは重力の影響下で生きている私たちの宿命なのです。

 意識を介在させなければ、『水は低きに流れる・万有引力』で必ず短い脚に体重が乗ります。

 上の写真では骨盤が右の骨盤に乗ることにより右重心=右軸足になっています。

 そして利き足は、この重心や足の長短とは関係なく、手と同様に小さい時からの習慣等で決定するのだと思います。(もしかすると右脳左脳などとも関係しているのかもしれませんね)

 したがって、この利き足・軸足、と言う事は直接的には健康と直結するわけではありませんが、スポーツの種類によっては大いに健康とも関係します。

 例えば、野球は最たる物なのです。

 右投げ、右打ちをすれば、これはどちらも左軸足になるので、礒谷理論的に長い右脚が更に長くなるので、循環器や呼吸器に問題が起きやすくなってしますし、この偏りにより、右ひざ正面の痛み、左ひざ内側の痛み、左腰背部の痛みや張り、左肩の痛み、左目、左鼻の問題等が起こります。
 そしてダメ押しに走塁が左回りで、これも左軸足になってしまいますから体の歪みが大きくなり易いと言えます。

 野球をやっている方で、無意識で立った時に左足で立っている方は要注意ですよ。
 
 他にも、偏り易いのは常に同方向に身体を捻じるゴルフ、常に右足が前の剣道などです。

 したがって、これらのスポーツを楽しまれる方は、逆ぶりや鏡面にした反復練習などを取り入れて左右のバランスが崩れない様にすると、競技自体のパフォーマンスも上がりますし、健康を維持して長く競技を楽しむことが出来るのです。 
 
体の偏りを取り除きスポーツのパフォーマンスも上げながら健康回復できる姿勢矯正×CS60の整体院
杉並・西荻窪    鴨下療法所
杉並区松庵3ー35-21  03-5938-7713

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