産後の股関節痛・・・続けて起こる腱鞘炎、乳腺炎の原因と対策。

2021年06月16日

産後の骨盤 産後調子が悪い 西荻窪整体 妊娠 
 以前にも紹介したことが有りますが、ある整体では出産の時に産道を赤ちゃんが通るために骨盤が開き、出産後に左右の骨盤が片方づつ閉まると言います。

 その証拠に、出産後に左右の両脇に体温計を挟み計測すると左右交互に体温が高くなったり、低くなったりするというので、我が家でも試しましたが両脇の体温が均等になるまで約2週間ぐらいかかったように記憶しています。

 最近は出産後すぐに立ちあがる欧米式スタイルをやられる方も増えているようですが、やはりアジア人種は筋量がそれほど多くないので骨盤を安定的に支えられるようになるべく安静にしていることをお勧めいたします。

 しかし、諸事情や二人目の出産だと上の子のお世話など、そうそうのんびりもしていられないのが現状ではないでしょうか?

 そして、出産の後に待っているのが来れまた大仕事!! 育児~!!!

 出産で片方の骨盤が閉まっていないのに立ちあがり家事等をしてクセ付けしてしまった骨盤で、今度はお姉さん座りやあぐらで授乳となると、股関節にかかるストレスは半端では無くなります。

 また、なかなか子宝に恵まれず不妊治療をされていた方などは、左脚がすでに長いので出産で、その癖が助長されていると産後に消化器、泌尿器、婦人科に不調が出るようになります。
 
 産後の肥立ちが悪くて・・・・、そんなときは確実に股関節、骨盤が歪んでいるのです。

 歪みの不調サインは他にも・・

 歩くと痛みや音が出るようになった。

 足がだるくなる。

 脚・足・骨盤に痛みが出る。

 などがありますが、これは股関節がずれてしまっている証拠です。

 これを手技で適正な角度に矯正をして、またずれてしまわないようにルールを守って自分の体を使う、そして硬くなった筋肉のストレッチ、弱い筋肉のトレーニングを複合的に行うことで根本から股関節の痛みや不調を治しましょう!!

 股関節は骨盤を支えるベース、これがずれると骨盤がずれ、背骨がずれして全身にトラブルが拡大してしまいます。
 特に育児中に多いのが腱鞘炎!

 これは、股関節が開き、背中が丸くなり、肩が前に出る事により起こるサル腕の延長戦で起こりますから、根本は股関節から治療しないと根本的には治りません。

 また、受乳中に多い、乳腺炎!

 これも腱鞘炎と同様、姿勢の悪さで起こる前肩が原因で、将来的には乳がんの原因もなりかねませんから要注意です。

 産後の骨盤矯正をうたい、ただやみくもに柔らかくだけするような整体は非常に危険です。

 腱鞘炎も乳腺炎も姿勢を正しくすることで治すことが出来るのです。

 どうすれば、自分の身体が喜ぶのか、健康を維持できるのか、矯正を受けながらぜひ学んでください。

 産前産後の骨盤調整に最適な礒谷式力学療法ベースの整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所
 

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