部屋履き、スリッパは良くないですよ。

2020年04月02日

  西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【スリッパ】

コロナウィルスで部屋で過ごす時間が増え、さらに今まで行っていた通勤、通学での歩行、スポーツなど運動が極端に減り易いので室内で出来る簡単な運動など意識的に取り組むべきです。

 そこで!
室内での歩きも意識的になるべくたくさん歩く必要が有りますから、室内履きにも気をつけたいものです。

腰痛でご来院いただいているある患者様が「娘に部屋で履いているスリッパもいけないんじゃないの?と言われたのよ」と。

「もちろん!!」

よくお気づきになりました。

スリッパ歩き、突っ掛け式の履物はかかと着地がしづらくなってしまいますから、つま先から着地をしている、という事と、脚を上げなくなるという事が起こりかねません。

特に変形性股関節症、ペルテス氏病、臼蓋形成不全の方や麻痺のある方は、股関節の内ねじれのクセが有る方が多いので、こうしたつま先歩きは股関節をさらに内に捻じることになるのでさらに痛みが増してしまう原因にもなりかねません。

面倒でも、踵にホールドが有るルームシューズ的なものか、最近は厚手のオーバー靴下的な履物も見かけますので、そうしたものをお履きになり、室内でもきちんと歩く習慣にしていただきたいと思います。

歩行も含めた生活習慣による脚の筋肉のアンバランスは多くの方の問題でもあります。

O脚の人なら大股になり、足先や膝が外に向く、がに股、外股になっていたり、X脚の方ですと足先が内に向いたり、膝が内に向く、内股になっています。

そして、癖のある靴やスリッパがそれに拍車をかけてしまいます。

片ベリしている靴を履くなども、体の歪みを助長しています。

室内履きにも注意を払い、きちんと歩く習慣を作りましょう。

身体を支えるベースである履物には、細心の注意が必要です。

外に出る機会、運動の機会が減っている今だからこそ、室内で歩く事を真剣に考えてみてくださいね。

スリッパの問題点 スリッパ 姿勢矯正 整体 西荻窪

 正しく歩いたり、家庭のお仕事でも正しく体を使えば非常にいい運動になるのですから、何事も正しく行う習慣を作れば、ことさらジムへ行くなどしなくても昔の方々の体が強かったのは、こうした習慣があったことも理由の一つではないでしょうか?

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 ↑こんな写真を見つけました。やはりスリッパ履きなのですが、テーブルの下のお掃除をするのに中腰で行っていますよね。これぐらいの若さの方なら、ここはしゃがんで掃除機をかけたいところです。立ったり座ったりというのは足の筋肉に非常に有効なエクササイズだからです。こうした作業を行わないことで将来的な腰痛、膝痛、股関節痛の火種を作ってしまっているのです。

 最近も間質性肺炎で、息が苦しくなり外を歩くのが怖くなったという方に、室内歩きをお勧めしました。

 と言いますのは、その方も脚力が低下するのはまずいと思い、ベランダで外を眺めながらその場足踏みを行っている、とおっしゃられたためです。

 一見、その場足踏みも同じ運動に思われがちですが、中身は歩行と全く違います。

 その場足踏みでは体重移動を行わないために、鍛えられる筋肉がアンバランスになってしまうのです。

 幸い、その他他のお住まいでは直線で10歩以上歩けるスペースがあるということでしたので、左脚から歩き始め右にターンをして往復20歩を休み休み行うことをお勧めしました。

 左脚からスタート、右回りは右脚が長い方の基本ルールとなりますが、この方は肺炎ですから、これは礒谷療法では呼吸器の問題は右脚からというルールがありますから、肺炎にもいいようにこのルールは尊寿していただきたいとお伝えしました。

 もちろんスリッパではなくルームシューズで!!

靴などの指導も併せて健康作りをする姿勢矯正×CS60の整体院
杉並区・西荻窪  鴨下療法所
杉並区松庵3‐35‐21  3-5938-7713
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