先日NHKの『プロフェッショナル』でも紹介されました本田秀夫先生、相模女子大の日戸由刈先生、青山学院大学の米田英嗣先生、学芸大学の藤野博先生方のフォーラムに参加してきました。
昨日11月17日行われたフォーラムでは、それぞれの先生方のお話で、発達障害を取り巻く現状を概観できる催しとして勉強になりました。
まず、私が考えさせられたのは「障害者のQOL」と言う事でした。
つい自分の考える『幸せ』は人も同じと考えてしまいがちなのですが・・・。
その人その人の個性を尊重し、何が本人の幸せなのか?を考えなければ良質な支援もできませんよね。
私は発達障害の娘に、つい先回りして自分がいいと思うモノ(考え方、行動など)を押し付けてしまってはいないかな?と反省しました。
障害は、その傾向、程度などで本当に様々なので難しさを感じますが、でも考えてみればそれは健常な人でも同様ですよね。
一人一人、違う人間なんですもんね。
また、特別支援学校を卒業したら社会に出るという現在の状況に私も長いこと「どうにかならないかな?時間をかければ伸びしろがあるのにもったいない。」と思っていましたが、文科省主導でインクルーシブ教育が少しづつ進んでいることが分かりました。
そして、これを実践している相模女子大では、こうした取り組みの中で『[障害のある学生と健常な学生の間の)助けたり、助けられたりが相互で起こる』と言うお話は大変示唆に富んでいました。
皆が「お互いさま」で楽しく暮らせる世の中にしたいものですね。
姿勢の悪化は、その子のQOLに関わってきますから、ぜひ身体へのアプローチも!姿勢を改善できる礒谷療法ベースの整体院
杉並区・西荻窪 鴨下療法所
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