バイオリンなどの楽器演奏が体に与える悪影響を減らすことが出来る秘策。

2020年02月25日


スポーツ同様、いえ、それ以上に楽器の演奏も身体に負担をかけます。

 スポーツと同様に幼少期から偏った姿勢を長く続けると、その偏りが習慣化してしまい体を歪める原因になってしまいやすいのです。

 当所の患者様でピアノの先生をしてらっしゃる方などは、幼少期の先生から「背筋を伸ばして、良い姿勢で演奏しなさい」と言われていたからだと思いますが、腰をグッと入れて力を込めて良い姿勢?をするのがクセになってしまっていました。

 良い姿勢とは背筋が伸びている事ことを言うのではなく、筋肉の余計な緊張が無くバランスがとれていることが良い姿勢なのです。

 すべての筋肉が重力の影響の中で、最低限の緊張で姿勢を保ち、余計な筋肉の緊張が無いから、次の瞬間にはあらゆる動きが可能である、武道などで言う『自然体』と言う言葉のイメージが良い姿勢だと思うのです。

 例えば、バイオリンの演奏において、写真の様な姿勢では、骨盤が黄色矢印方向に移動していますよね。
 これは股関節の動きで言うと、左股関節内転、右股関節外転と言い右脚が長くなってしまう状態なのです。

 したがって、もしこの姿勢ばかりを長く続けてしまうと右脚が長いために右骨盤が高位になり、黄色線でも分かるように背骨が左に湾曲することにより心臓疾患や喘息にかかりやすくなってしまうのです。(この理論は礒谷式力学療法の統計で証明されています)

 私は音楽的な才能はダンスだけ(>_<)なので楽器が出来る方をいつもうらやましく思っていますが、せっかく楽しまれている演奏で体を壊すことが無いように気をつけてください。   まず体の歪みの始まりは膝痛、腰痛、肩こり、頭痛などの痛みが教えてくれますから、もしそうした事が起こったら、そこでしっかりと歪みを修正しないと問題はどんどん大きくなってしまいます。   楽器演奏においてもちょっと気をつけるだけで体への負担をぐっと減らせる方法!!
それは、『足先は平行、体重配分は左右均等、骨盤より外に脚を開かない!!』この3点で身体の歪みの多くが防げますよ。

     楽器演奏による体の歪みも修正できる礒谷療法ベースの整体院  杉並区・西荻窪  鴨下療法所

 

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