問題の原因のモトのモト

2020年02月03日

　西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【体の歪み】

　体の歪みが健康に悪影響を与えるという話は、ひと昔前に比べれば多くの方が知るようになったと思います。

　１，左肩が痛いという症状があると原因は「いつも鞄を左の肩にかけていたから」

　２，よく左足がつまずくと原因は「足先が左の方が上がらないから」

　３，腰痛があると原因は「椅子に座る時に右脚を上に組んでいるから」

　確かに筋は通っていますが、これらの原因は原因ではなく、じつはすでに体の歪みのあらわれなのです。

　1は、右骨盤が高いために上半身がバランスを取るために右に傾いているので左肩が高くなって鞄をかけやすく、逆に右肩は下がっている為に鞄のベルトがずり落ちてしまう事が原因なのです。

　2は、つまづく原因は、基本的にその脚が長いことにより起こりますが、このケースでは「足先が上がらない」と言っているので、ほかに考えられる原因は、常に体重が左脚にかかっていた為に、左ふくらはぎ、アキレス腱に緊張が有り左足先が上に上がりずらくなっていたためか、左足先が開きすぎているためにスネの前側にある前脛骨筋が緊張しているために足首が上がらなくなっている、という原因が考えられます。

　
　3は、椅子に座った時に脚を組むのは骨盤が歪んでいるから組みたくなる、組んでしまうのです。右脚を組む人の多くは右の骨盤が前方に転移してしまっている事が原因になります。

　そして、この3つとも、右脚が長くて起こっている事だということが礒谷式力学療法の理論図を見ると分かります。

　↑イラストは礒谷療法の要図と言う体の右脚が長い場合の歪みを図示したものですが、股関節のズレとはイコール骨盤の転移でもあるためにまず右骨盤が高くなります。すると、上半身は初め左に曲がりますが体全体の重さのバランスを取らないと体が重力の中で立っていられなくなるために自然にその上で右に曲がるなどして何とか体の拮抗を保つのです。

　ですから、上の３つともこの歪んだ体から起こる結果の現象でしかないのです。

　ということは、この３つとも左右の股関節を整えるということが、その結果に対する解決法となります。

　この様に、当所で行う矯正法は一つ一つの部位への治療ではなく、全体を整える事により様々な問題が解決していくのが根本療法の魅力なのです。

70年以上の歴史と３０年近い臨床経験で確かな手ごたえの姿勢矯正×CS60の整体院
杉並区・西荻窪　鴨下療法所　
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