椅子の座り方による股関節への影響は?

2024年10月25日

  西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【座り方と股関節】

 椅子に座る時に、人それぞれ様々な脚の置き方をしていますよね。

 電車で座っている人の脚を見てみると、膝が離れている人、膝がついている人、脚を組んでいる人、

 このような違いはなぜ起きるのでしょうか?

 これは股関節の状態により起こる事なのをご存じでしょうか?

 多分、ほとんどの方はご存じないと思いますが、いかがでしょうか。

 では、よく見かけるパターンで解説していきます。

O脚 姿勢矯正 整体 西荻窪

 ①↑これは男性に多く見かけるパターン、典型的なO脚ですね。

 このO脚は太ももの外側からつながるお尻の筋肉の影響で猫背を作りますから、座っている時の骨盤は完全に寝てしまい、背中を丸める状態になります。↓
猫背 O脚 姿勢矯正 整体 西荻窪

 この猫背により、筋肉が硬縮して神経、血管を圧迫するのが病気の原因であると、礒谷式力学療法では考えていますから、見た目の問題だけではなく健康に重大な影響を及ぼしているのです。

 また、O脚がひどくなると外荷重がドンドンきつくなってきますから、足の裏を持ち上げる状態になります。 
 時々、若い方でただ立っている時もにこのように足首を内に捩じり靴の裏が見えている状態にする人も見かけますが、足首がドンドンねじれかかとの位置がずれることによりO脚が直りにくい状態を自ら作っていると言えます。↓
O脚 猫背 姿勢矯正 整体 西荻窪

 ②これは、女性に多いかもしれませんね。脛が外を向いているパターンです。
 膝が内に入っているので股関節には少なくとも内ねじれが発生しています。

 そうすると、一般的にはO脚の人の方が多いですから、股関節は開いていて内ねじれがある、というO脚とX脚が混ざった状態になります。
 内ねじれは太ももの内側にある太い血管を圧迫しますから脚の冷え、むくみが起こりやすい状態になっていると言えます。
 以前にも紹介したことがありますが、当所で不妊治療を行っていた女性もまさにこのパターンで、体温が極度に低い状態にありましたが、熱心に矯正に取り組み股関節がまっすぐな状態になり筋肉もしっかりしてくると体温が上がり、生理周期とと共に体温が初めて2層(生理周期に合わせて高温期、低温期が起こります)を形成するとすぐに妊娠されましたが、妊活に取り組んでいらっしゃる方はこうした脚の状態にも気を付けていただき、とにかく体温を上げるように努めていただきたいと思います。↓
不妊治療 脚の冷え 脚のむくみ 整体 西荻窪

 ③脚を組んでいる方もよく見かけますね。満員の時などは前に立つ方への迷惑になることもありますが、自分の体へのダメージも大きいのでやめた方がよろしいです。
 上に組んだ脚側の骨盤が前に出ているためか、股関節が開いていることにより起こる、体の歪みのままに行う姿勢ですから、続ければ体の歪みはどんどんひどくなります。↓

↑足を開いて組んでいる状態は右の股関節が開いているためと思われます。これにより右骨盤が高くなり、循環器、呼吸器にダメージが起こりやすくなります。[/caption]

脚を組む 姿勢矯正 整体 西荻窪

↑足を開いて組んでいる状態は右の股関節が開いているためと思われます。これにより右骨盤が高くなり、循環器、呼吸器にダメージが起こりやすくなります。


脚を組む 姿勢矯正 整体 西荻窪

↑右骨盤が前へ出る癖がある人の脚の組み方ですね。右骨盤が前に出ている状態では体幹は左にねじれた状態になり、神経の圧迫が起こっています。

いかがですか、ついついこのように脚がなっていませんか?

 繰り返しますが、このような姿勢は習慣でより強くなりますから、とにかくやめるしかないのです。

 骨盤を立てて、膝を付けて足先を真っすぐにする!

 すでに癖のある座り方が習慣化している方には、すでにこの姿勢は、きついかもしれません。

 脚を組まないと骨盤の座りが悪くて、座ってられない、なんてことになっている方も中には・・・。

 でも、ここで考えていただきたいのはとにかくこうした悪癖は姿勢を悪くすることなのですから、頑張った少しづつ習慣にするしかありません。

 言い方を変えると、良い姿勢を作るための筋トレが良い姿勢をすることなのです。

 ですから、すぐに長い時間良い姿勢で座ろうとしなくても仕方がありませんから、出来るだけ良い姿勢で座る時間を少しづつ長くしていくことが大事なのです。

 そして、割といい姿勢で座れてる、と気が付く日がいつか来るのです。

 私も、礒谷式力学療法を知る前は、ひどい座り方をしていましたので「おじいちゃんみたいに座ってるね」と言われたことがありましたが、その時は、これが楽なんだからいいじゃん、ぐらいにしか思いませんでしたがとんでもない間違えでした。

 というのは、私は24歳の時に初めてぎっくり腰をしてから、頻繁にぎっくり腰を起こしていましたが、その時は腰痛と姿勢、椅子の座り方などの関係など考えていなかったのです。

 姿勢が狂うとは、筋肉が緊張しているという事ですから全身の神経、血管が圧迫され、体内においては臓器が下垂する、圧迫により内臓が腹膜と癒着する、などという事が起こっているのです。

 さらに、スマホを見る時に顔を下に向けていたり、右手に持ち右方向を向いていたりすればダメージは倍ではなく二乗になるイメージです。

 これでは、どんなに栄養のある食べ物を食べても、運動をしても健康で過ごすことはだんだんと難しくなってしまいます。

 若いうちは、自己修復機能も高いですし、体重も軽くて関節などへ与える影響も少ないですし、関節自体も柔軟性があるのでダメージなく過ごせてもいつかそのダメージをこうむるのはほかならぬ自分なのです。

 椅子に座る時は、まず骨盤を立てて、膝を付けて、両足先を真っすぐにする習慣を作りましょう。

 当所では、正しく座れるように股関節矯正で骨盤の位置を正していきます。
 
 どうしても、良い姿勢で座ることが難しい、早く良い姿勢で座れるようになりたい、子供の姿勢が気になる、そういう方には是非お勧めいたします。

 正しい座り方=良い姿勢で、生涯にわたり元気で過ごしましょう!!

        椅子の座り方も徹底指導の礒谷式力学療法×CS60の整体院    杉並区・西荻窪  鴨下療法所
                                      杉並区松庵3‐35‐21  03-5938-7713

姿勢矯正 西荻窪 整体 CS60

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