日本の女の子はなぜ内また歩きの女の子が多いの?③Q&A編

2023年05月01日

 前回、前々回で「日本の女の子はなぜ内また歩きが多いの?」と言う海外の方の質問に答えてきましたが、その内容を読んだある読者の方から、次のようなご質問をいただきました。
「お洋服の時は内股ですが、和服になると外股になるのは、なぜでしょうか?」

 とても良い質問をありがとうございます!!

 ちょっと考えると、着物を着た時の方が内またになるように思いませんか?

 でも、逆なんですよね。

 それは、骨盤の状態と関係しています。

 強い脚の筋肉は太ももの骨から股関節を挟んで骨盤についていますから、内またを作る股関節の内ねじれは、骨盤の転移を引き起こすのです。(骨盤の転移が又股関節の内ねじれを作るという相関関係があるのです)

 内またの人の特徴として、立っているとすごく姿勢が良く見えるという特徴があります。

 それは、股関節の内ねじれにより反り腰になっているせいなのです。
 

 しかし、着物は体全体をくるむように着るので骨盤を真っすぐな状態に骨盤を立ててくれるので反り腰も中和(こう表現したくなる打ち消しあいです)され、股関節に捻じれが無くなるのです。
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 そうすると、その人がO脚であれば内捻じれが消失し、単純なO脚になります。

 ご質問のように「着物だと外股」と言うのは股関節に内捻じれが無くなったことによる体感的な表現で、脚本来の状態である外股となるのではないでしょうか?(内捻じれがないO脚の状態です)

 という事だと考える次第です。

 以前、私も二度ほど紋付き袴を着用したことが有りますが、着物で姿勢がこれほど影響を受けるのかと驚きました。

 そこで!

 日本の義務教育の間、子供たちは着物で過ごし、正しい歩き方、座り方を学び、1か月に1回ぐらい着物で高尾山に遠足に行ってれば、子供の頃からみんな姿勢が良くなり、脚が強くなり、健康も増進し、ひいてはひっ迫している日本の医療費も大幅削減になること間違いなし!!
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 ↑この様に骨盤をしっかり立てて座っているとカッコよくないですか?

 私はこれを公約にして日本股関節党を作り、小金井市議に挑戦しようかな?嘘(*_*;

 

 股関節の内捻じれO脚もまっすぐできる礒谷式力学療法×CS60の整体院  杉並区・西荻窪 鴨下療法所

 

 

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