体の歪みの原因の原因

2019年04月15日


 よく、体の歪みの原因として、頬杖をつくこと、噛み合わせによる顎のズレ、などが言われることがあります。それではそれらが起こってしまうのはなぜなんでしょう?
 
 それは多くの方の場合『歩き方』と『座り方』によります。この二つの動作は、運動などをほとんどやらない人でも毎日行います。しかし、どちらの動作も誰かに習うことはほとんどないと思います。それぐらい当たり前に行う動作ですよね。

 西医学の西先生によれば『お母さんのお腹の中にいる時は子宮の形である球形に胎児も自然になり、誕生すると重力の影響下で直立二足歩行できる形に成長をする』と言われています。赤ちゃんは体を丸めているのでO脚なのですが、二足で直立するためにX脚系に骨の形を変えながら成長し、最終的には脚が真っ直ぐになっていることが理想なのですが、あぐらをかいたり、横座りをしてしまったり、決定的にまずいのが写真のような椅子に腰かけると金骨盤を後傾させてしまうことです。これによりO脚が進んでしまうのです。

 さらに、歩き方です。歩く時に足先が開いていたり、骨盤が動いていないことにより使う筋肉が不均一になり、歪みは決定的なものになっていきます。したがって、体の歪みを正すということは、こうした座り方、歩き方を変えないと根本からの問題解決にはならないのです。そしてそうした基本動作を改めるためには矯正により硬く強い筋肉を緩めて、正しい運動により弱い筋肉を鍛える必要が有るのです。 

 原因不明の歩行の問題などを抱える方も通う杉並・西荻窪 鴨下療法所
 
 

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