股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2024年04月25日
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【膝痛】
時々膝痛がある方が「歩いていると膝がカクッと外れそうになる時がある」とおっしゃいます。
そもそも、転倒や事故などの外圧で起こった膝痛以外の膝痛は、O脚などの脚の筋肉のアンバランスから太ももと脛の骨のかみ合わせが悪くなり、さらに膝関節に掛かる重心が狂うことにより始まります。
そして、その筋肉の緊張と骨のかみ合わせの悪さが靭帯を引っ張る、緩めるなどして靭帯が伸びてしまい、ますます骨の位置がずれていってしまう事により症状がなかなか改善しにくくなってしまうのです。
(ずれたまま、体重が掛かってしまうからなかなか治りにくいのが脚の関節トラブルです)
そこで、今回のテーマの「歩くと膝がカクッと外れそうになるのはなぜ起こるのか?」と考えてみると、やはりその原因は膝痛と同様に骨の位置関係の狂いと言えると思います。
ですから、これを起こさないようにするには原因である脚の筋肉のアンバランスを正していく必要が有りますが、歩き方を意識するだけでもかなりカクッを起こさせないようにすることは出来ます。
詳しいメカニズムは割愛しますが、そのポイントをお伝えします。
と言いましても、いつもこのブログで書いている「正しい歩き方」の繰り返しになるのですが・・・
歩いている時に膝がカクッとなるのを防ぐには、最低限2つの事を守る必要が有ります。
1、脚の上に骨盤がきちんと乗ること・・・歩く時に骨盤が動かないと脚の上に骨盤は乗りません。
↑ 両脚の距離からすると、骨盤ももう少し動いていないと脚にしっかりと骨盤が乗りません。
2、重心が前に掛かり過ぎない・・・下を見て歩いていたり、シルバーカーや杖に頼り過ぎて重心が前に掛かり過ぎてはいけません。しっかりと前方20~30メートルを見るように視線を上げて、少し後ろ脚に体重を残すように歩いてください。もちろん上の1も同時に行わなければだめですが、私はよく患者様に「女王陛下になったつもりで歩いてください」とお話します。女王陛下が下を見てちょこちょこ歩くイメージ無いですよね?あまり偉そうにふんぞり返るのもダメなので、女王陛下のように気品を持ち鷹揚にゆったりとした気持ちで歩いてみてくださいね。
↑ 骨盤も全く動いていないです。シルバーカーに両手を乗せて体重も前がかりになっているので脚の筋肉もさぼってしまいます。こうしていると多少膝は楽かもしれませんが状況を悪化させてしまっているのですから注意してください。
そして、初めにも書きましたが骨の位置をずらせた原因の筋肉を緩めて、その筋肉と拮抗関係にある筋肉を鍛えることが一番重要なことになります。
うまく歩けてカクッや痛みが無くなったからいいや、と安心していると筋肉がさらに弱くなったり何かのはずみで状態が重たくなることは容易に想像できます。
根本から治して、元気に外を歩きましょう!!
膝痛を原因から改善する礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所 杉並区松庵3ー35-21