五木寛之著『きょう一日。』(徳間書店刊)を読んで。③

2024年06月17日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【五木寛之著『きょう一日。』③】

 さて、五木先生の『きょう一日』の紹介も三回目になりました。

 今回は先生が紹介している「究極の五木メソッド55」の中身も少し紹介したと思います。

 まず、手に関して。

 すごいです、微に入り際にわたり、手をほぐすのにこれでもかと、抜かりなく手を攻めてます(^^

 この本で紹介している「究極の五木メソッド55」のうち14までがこの手に関してです。

 文中にも出てくる安保徹先生の爪もみも取り入れていらっしゃいますが、末梢こそ中枢を支える大事な器官であるという事を言われていますが、私も同感です。

安保徹 整体 西荻窪

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 私の敬愛する西医学の西勝造先生は、毛細血管のバイパスであるグローミュー血管の機能を高めることが非常に重要であると言われていますが、これも指先にある動脈と静脈の切り替わり点である吻合部にあるために、末端をとても大事に考えていらっしゃいるわけで、共通点を感じます。
西式健康法 整体 西荻窪

 この考え方に関して五木先生は、

 私は基本的に、心臓や脳などの中心の個所を大事にするためには、日ごろあまり使われていない場所や、身体の末端を大切にしなければならない、と考えています。

 あまり触らない部分を意識的にケアする。

 これが私の大事にしている考え方の一つです。

 つまり、中央からリードするのではなく、地方から中央へという考え方なのです。

 脳や心臓、胃腸などは中央であり、村や里から、町、市、県と地方の連合が中央へ逆流する。

 いわば末端主義です。

 末端の血液の循環をよくするということが、結局心臓や脳などに対しての負担を軽くし、全身の活性化につながるのだと、私は考えてきました。

   五木寛之著『きょう一日。』(徳間書店刊)

 この具体的な方法は本を読んでいただくこととして、これはとても参考になりました。

 先生も、自分の養生法は自分でお作りなさいと言われていますが、まずは先生のやり方をまねて、そこから自分流に発展させる、そのベースにするのにも、又考え方を学ぶにも参考になると思います。

 こうした整体業界以外の有名人の健康本で関心した数少ない本の一冊です。

 以前から書いています、踵落としや脚を広げたスクワット、またはうつぶせ寝が良いなどと言う著名なお医者さんが書く健康関係の本などよりよっぽど実践的に役立つ情報が満載です。

 未病を防ぐ養生法としてもすぐれた礒谷式力学療法×CS60の整体院      杉並区・西荻窪 鴨下療法所 
                                        杉並区松庵3ー35-21

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