東京女子医科大学病院 腎臓病総合医療センター 医学博士 新田孝作先生の推薦文

2019年08月20日

 昭和57年に初版されました、礒谷公良先生著の「礒谷療法」に掲載されています新田先生の文章が素晴らしいのでご紹介させていただきます。

『西洋医学的な考え方では、様々な不定愁訴から骨格系の異常にアプローチするのは困難であろうと思います。骨が連動して作用する生きた臓器であるという認識が足りなかったせいではないでしょうか?病気の前段階である未病の状態では、全身倦怠感、めまい、頭痛、肩こり、不眠、気力の低下など様々な全身症状をきたします。これらの根本的な原因は骨格系の歪みによるところが大きいようであります。なかでも、股関節における大腿骨頭のねじれに起因する脊椎の偏位が重要です。礒谷療法は痛みやしびれなどの感覚的な異常が生じている段階、つまり未病の状態で、根本的な骨格系の歪みを矯正する代表的な治療法である。一度は礒谷式力学療法による診断、治療を受ける事を勧めます』(抜粋 鴨下)

 未病を治すという意味の『予防医学』と言う言葉は今でこそ普及していますが、礒谷先生は昭和51年にその名も「予防医学」(鳩の森出版刊)を出版され、その必要性を広めようとされています。

 私は、小学生の頃にはすでに左足が長いと自覚していましたが、それが消化器を弱くしていたとは礒谷療法を勉強するまでは知りませんでした!!もっと早く知りたかった、と常々思っています。せっかく一生懸命走っても、疲れて食欲よりも睡眠したくなってしまい、筋肉はあまり大きくなりませんでした。もし私が小学生のころに礒谷療法の治療を受けていれば、消化器の働きが良くなりモリモリ食べて、体が大きくなり、もしかしたらスペインでサッカー選手になっていたかもしれません(>_<) 体質とあきらめてしまっているこうした身体の状態ももしかしたら股関節の歪みかもしれません。

 病気の前の段階で根本からその原因を取り除くことが出来たら…素晴らしいと思いませんか?

                     礒谷式力学療法をベースにした根本療法を行う整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所

カテゴリー: