理想的な親子での矯正・・・転倒による圧迫骨折

2020年02月15日

 先日親子様でご来所いただきました。(お母様はシャイで写真は断固拒否(T_T))

 2年前、

お母様が転倒により胸椎11番を圧迫骨折されて、その後姿勢が急速に悪化されたそうです。

 持病に喘息があることなどから転倒以前から右脚が長く、猫背・O脚が進んでいる事が分かりました。

 圧迫骨折の多くは、猫背のテンションがかかっていたところに、骨粗しょう症、転倒などのアクシデントが重なる事により起こる頻度が高いと思います。

 そして背骨はつながっている事によりその構造を保っていますが骨折でそのつながる力が弱くなると、猫背方向に引っ張られる力で骨折した個所から後方へさらに飛び出してしまうのです。

 したがって、このお母様も猫背が急速に進み、顔が前方へ突き出すような姿勢になり、首のつけ根が痛むために痛み止めのお薬が欠かせないとの事でした。

 お母様は年齢が80過ぎなので、完治を目指すのではなく、まず痛み止めが無くても生活が出来るようにする事と、歩くのが楽になる事を目標にして親子で矯正に取り組んでいただく事にしました。

 この親子様のように親子で矯正に取り組んでいただくのは理想的です。

 日常生活で、椅子の座り方や歩き方などお一人ではなかなか意識できなくても、お二人で注意し合えれば励みにもなりますし、ほめ合えば楽しみながら続ける事が出来るからです。
 実際当所にはこの親子様のようにお二人で仲良く矯正を続けていただいている方々もいらっしゃいます。

 お父様、お母様が寝たきりにならない様に、ご家族で矯正に取り組みませんか?

 年齢による姿勢の悪化を進ませないのは日常生活が基本です。礒谷療法ベースの整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所
 
 

 

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