知っておくべき、脳卒中の予兆の予兆!

2023年10月13日

 西荻窪駅から徒歩3分の根本バランス回復の整体院・鴨下療法所です。

 私の父も脳梗塞を発症して3年の闘病の末亡くなっておりますので、この病気のつらさは本人だけではなく家族も大変な思いをする病気として、自分は絶対ならないぞと日々思って暮らしています。
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 とは言え、病気が発症する時は突然起こるので、防ぎようがないとお考えの方がいらっしゃいましたら、ちょっと待ってください。

 突然の事故やウィルスなどによるものでさえ、その前に脚が曲がらなくなっていた、免疫力が低下していたと考えれば、ほとんどのケースに前兆というものがあるのではないでしょうか?

 ・脳卒中の場合、よく聞く予兆は・・・

 ・手がしびれる

 ・物をつかんだと思ったのに落とす

 ・ろれつが回らない

 ・高血圧症が進みめまい、頭が重い、体が疲れる

 ・歩いていてよろめく
 
 ・急に握力が弱くなった
 
 皆さんご存じの話ではないでしょうか?

 しかし、これらはすでに神経に障害があらわれているわけですから、こうした事が起こるさらに前の前兆に気がつければ、大事になる前に対処できるのではないでしょうか?

 そこで、私の整体の中心の理論は、股関節の角度異常が骨盤、背骨を歪ませ病気を発症すると考える礒谷式力学療法ですが、そもそも礒谷式力学療法は脳卒中の後遺症の跛行研究から生まれましたから、 その礒谷療法の創始者である礒谷公良先生は脳梗塞や半身不随の前兆を『礒谷療法』(礒谷式力学療法事業出版部刊)で教えてくれています。
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 私の知見も足して・・・

 1、片方の肩が下がっていたり、顔や唇が傾いている

 2、片方の足先が外へいつも開いている

 3、椅子に座った時に脚を組むと楽に感じる、自然に脚を組んでしまう

 4、階段などから落ちてお尻を打ってから体調が悪い

 5、両手、両足の片一方が冷えている

 6、頭蓋骨を触ると、鈍く感じる(触っているのに遠くで触られている感じ)

 7、首や肩のコリがひどく、痛みが取れない

 人間の体の歪みは、上のような目に見える外形の変化で現れます。
 そして、それらは筋肉の緊張を伴うので、血流が悪くなる、神経の圧迫が起こると広がるわけです。

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↑イエンツ先生と私
 私の仲間でドイツのミュンヘンで礒谷式力学療法をやられているイエンツ先生が以前「ドイツで最近興味深い話を聞きました。それは、パーキンソン病がなかなか治らないのは何年も潜伏期間が長いので、いざ症状が出た時は慢性化しているから治りずらい病気になってしまっているそうです」と教えてくれましたが、これは脳梗塞などをはじめあらゆる病、痛みも同じだと思います。

 ぎっくり腰などは最たるもので、急に痛みが起こるので急性のものと思いがちですが、体の歪みがたまってたまって、最後の一押しが洗面所でかがんだ時、というだけの事なので完全に慢性症状なのです。(事故やかなり大きい負荷がかかった時などには急性のものも有りますが・・)

 

ですから、脳梗塞や半身不随の予防法はとにかく骨格を正し、上に紹介したような予兆を早め早めに摘み取ることに他なりません。

 骨格が正しい状態にあるという事は、筋肉に不要な緊張が無く、神経や血管、臓器に無駄な圧迫が無いという事です。

 

ここで注意していただきたいのは、骨格を正すという事と、筋トレを一緒に考えるのは危険であるという事です。

 骨格が正しい状態であれば歩いても、走っても、正しく動作が出来るので、正しい筋肉系を発育させることが出来るので良い状態を維持していけるわけですが、反対に歪んだ筋肉系で運動すれば、そこに修正する意識が無ければ、歪みは増大していきます。

 毎日右腕だけウェイトトレーニングすれば、どうなるでしょうか?

 そして、それと同様のことが癖のある歩き方などでも起こるのですが、これはリハビリにおいての注意点につながりますので次回説明します。

 脳梗塞の予防にも体の歪みを修正できる礒谷式力学療法×CS60の整体院  杉並区・西荻窪 鴨下療法所 
 

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