変形性股関節症など股関節痛がある方の痛みを軽減する2つの椅子の座り方のポイント。

2024年04月18日

  西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【変形性股関節症】

 股関節の脱臼は、ほぼ後方で起こります。
 それは、骨盤の受け口、臼蓋の形状を見ると「え?逆じゃない」と思われるかもしれません。

 写真を見ると、脚の骨・大腿骨がはまる前は壁が小さくて後ろの壁は大きいから、後ろにはズレなさそうに見えますよね。

臼蓋形成不全 股関節脱臼 変形性股関節症 整体 西荻窪 礒谷式力学療法
 
 しかし、大腿骨の前側は強力な靭帯がついているために、大腿骨の先端の骨頭と言われる部分が内ねじれを起こすと内から潜り込むように後ろへ外れていくのが後方脱臼のメカニズムになります。

 この骨頭の内ねじれを股関節の内旋と言いますが、股関節が内旋しているのが先天脱臼や臼蓋形成不全、ぺルテス氏病の多くの方に見られる状態なのです。

 これを確認するのは両足を腰幅に開き膝を曲げてみてください。
股関節痛 西荻窪 整体 姿勢矯正

 ↑ 足の向きより膝が内に入っている状態であれば、それが股関節の内旋状態です。

 この股関節が内旋している状態であると、多くの肩では足先外来ている状態になりますので、太ももは内ねじれ、スネは外ねじれという脚の状態になります。

 すると、捩じれたスネの裏側も引っ張られて緊張を起こしますから常に張っている状態になりますし、股関節の内ねじれは重心を前に引っ張るので、歩いている時も常にふくらはぎが緊張状態になりやすいのです。

 この事から、変形性股関節症、股関節脱臼、臼蓋形成不全がある方が椅子に座ると・・・・

 1、足先が開き膝が内に入る

 2、踵が浮き上がる
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 この2点が起こりやすい状態にあり、またこの状態を習慣化することにより股関節の内旋が悪化し、痛みを増したり、可動域が減少するという悪循環になりやすいのです。

 ですから、この悪循環から抜け出すためには、この逆をすればいいのですから・・・

 1、足先を開かないようにして、膝はつけておく
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 ↑当所では膝が離れないように紐で結ぶことを推奨しています。

 2、踵をしっかりと床につける

 ということになります。

 厳密には、このほかにも左右差の解消法などを組み合わせて指導していますが、少なくともこの2点を守ることにより股関節痛の減少、変形性の進行を緩める、もしくは変形性股関節症にならないようにする一助になります。

 股関節矯正70年以上の歴史がある礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所 杉並区松庵3‐35‐21

姿勢矯正 鴨下療法所

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