股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2023年04月10日
もちろん、老化による筋力低下はあるでしょうが、この方の場合は他の運動器と同程度の筋力低下であれば、この質問は出てこないと考えられるので、老化が一番の問題ではないと考える次第です。
この問題は以前にも書いたことがありますが、前肩が近因です。
前肩になると腕に捻じれが生じれます。
腕の捻じれがかなり進んだ状態がサル腕ですが、サル腕予備軍の方はほとんどの方が「そうではないかな?」と思うぐらいです・・・・。
この状態で両肘が付くようなら、サル腕です。↓
腕が真っすぐな状態であれば腕の間には二等辺三角形のスペースが出来るのです。↓
ですから、その中間である両肘はつかないけど、二等辺三角形でもないという方が、サル腕予備軍といえます。
そして、この捻じれが肘の内側の腕を曲げるための筋肉に緊張を引き起こし、縮めてしまっているのです。
特に親指を曲げる筋肉は影響を受けやすいので縮まると親指の付け根がもっこりと盛り上がってきます。
筋肉は縮まる時に働くので、例えばすでに半分ぐらいすでに縮まっていれば握力も半分(大雑把な表現ですが、おおよそ)と言うわけです。
そして、その握力減退の近因は前肩、前肩をつくったのはO脚猫背なのです。
姿勢は一度崩れると、なかなかなおすのが厄介です。
それは重力があるために、悪い姿勢でいれば悪い姿勢を作る筋肉を鍛えることになってしまうからです。
ですから、握力減退など気が付いた時がチャンスです。
握力だって、そのままにしておけばペットボトルのふたさえ開けるのが困難な状態まで進んでしまうのですから、危機感をもって根本的な問題解決を行いましょう!!
握力の減退も姿勢で治せる礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所