股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2021年10月02日
当所の患者様でも、このコロナ渦での運動不足を解消するために、マンションの階段の昇り降りを日課にされているそうです。
確かにいい運動になりますが、何点か気を付けるとその効果は倍増以上になります。
しかし、その効果の前に安全と迷惑にはくれぐれもお気を付けくださいね。私が申しあげるのは、あくまでもトレーニングとしての効果の話ですので自己責任でお願いします。
さて、前置きが長くなりましたが、守ると効果倍増の方法をご説明いたします。
①階段は昇るだけにする・・・ほとんどの人は昇るときに必要な筋肉を鍛えることができますから昇るだけで十分です。
下りは脚力が弱い、ふらつく等という方の場合、危険度も増してしまいますし、「正しい下り方」は少し難しいのでやらないほうが無難です。
したがって、下りはエスカレーターかエレベーターで下って、その分昇りを増やしてください。
エレベーターやエスカレーターがないところで自力で下らないといけない場所の方、また股関節疾患がある方は是非、当所に下り方を学びに来てください。
②まず、いつも靴を履くとき、靴下をはくときにどちらの脚から履くかチェックをしてください。 先に履く方の足から階段も昇り降りするはずですが、これはその脚が長いから先に出るのです。
したがって、この癖を繰り返していると体の癖はますます大きくなりますから、反対の脚から昇り降りをするようにしましょう。
つまり、右足から靴を履き階段を昇る方なら、左から階段を昇りましょう。
③ ②で分かった自分の長い脚のほうに回転しましょう・・・回り階段や、踊り場での方向転換では、必ず②で判断した長い脚を軸にして回転することにより、長い脚に体重をかけることができるので体の癖を取り除くことができます。例えば右に回っている階段だとすれば左脚が長い人ならば、1回左に回ってから右に曲がるのです。
少し分かりずらいですが、写真に図示したように昇り切ったらまず左回りをして踊り場を直進し、階段の前でもう一度左回りをして昇るようにしてください。
この3点を守り階段の昇り降りを行ってみてください!
すでに膝が痛い、腰が痛いなどの症状のある人ならその症状が軽減することもありますよ。
歩き方を基本からしっかりと学べる磯谷式力学療法ベースの整体院 東京都杉並区・西荻窪 鴨下療法所