たいした負荷ではなかったのに前十字靭帯が断裂してしまうのは?

2019年03月18日

  西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【前十字靭帯】

 前十字靭帯、スポーツ等で事故の多い靭帯です。
前十字靭帯 整体 保存療法 西荻窪

 この靭帯の働きはスネと太ももの骨がずれない様にする事なのですが、サッカーやバスケットなどで急激なターンを行った際やコンタクトなどの外圧による負荷がかかった時に断裂が起こります。

 そして激しいスポーツを続けるためには手術が一般的な治療になりますが、一般の生活者においては保存療法で様子を見るという選択も多く聞きます。

 かくいう私も自転車の転倒で、この前十字靭帯を損傷しているようです(いるようですと言うのは病院で検査はしていないので実際はどうなのか分からないからです)が、はじめは膝に痛みが有り歩いたり、立ったり座ったりがきつかったのですが、今はかなりリハビリも進みほとんど痛いことも無くなりました。

 私が今日お話ししたいのは、、それほど激しく運動をしたわけでもないのに前十字靭帯断裂を起こされた方のケースです。

 私はそうした場合の多くは、体の歪みによる少しづつのストレスの蓄積で起こったと考えています。

 したがって通常の脚全体を鍛えるようなリハビリより、そのストレスになった原因の筋肉の影響を弱める事と、それに対抗するための拮抗する筋肉のトレーニングに特化したものが効果が高いのではないかと考えます。

 脚にまつわる故障において、その多くが股関節の転位の影響だと思いますが、膝関節関係の故障においてはほぼ全てのケースにおいてそうだと思います。

 それは股関節周りの筋肉は非常に強力で、股関節と膝関節の二つの関節をまたいでいる筋肉も多いからです。

 

特に力も強い大腿直筋は、太ももとから膝関節をまたいで、脛の前面についているので骨盤が後傾して大腿直筋が後ろに引っ張られると膝関節がずれていくので、前十字靭帯を断裂した方は必ずこの筋を柔軟にするために骨盤を正常位に保つ必要があります。

 ここがポイントなんです。

 硬い筋肉をただ緩めるのではなく、その筋肉がなぜ硬くなったのか、遡ってその原因にアプローチをしなければ根本的な解決になっていないのですから、早晩また繰り返し故障を引き起こしてしまうのです。

 こうした筋肉のアンバランスの影響はスポーツの時だけではなく、歩く、座る等日常生活すべての動作にも関係していますから、当所では筋トレ以外にもいろいろうるさく(*^^)v生活の動作指導などをしております。

  

 スポーツ障害も根本から改善する礒谷式力学療法×CS60の整体院 杉並・西荻窪 鴨下療法所 杉並区松庵3‐35‐21  03‐5938‐7713

姿勢矯正 西荻窪 整体

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