武道における、理解増進のための股関節?

2024年03月08日

 西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【武道・座り方】

 私の太極拳の先生は本当の本物!と思える方ですが、この先生も武道を習い始めたのは日本の古流からだったそうなのですが、いくら熱心に稽古しても、なかなか技の理解が出来ずに困っていたそうです。

 しかし、その後中国で素晴らしい先生に出会い太極拳の練習を始めてから、以前に習った古流の技も理解できたそうです。

 先生の説明によると、昔の日本人は伝統的な所作の習慣や強い肉体を持っていたために、武道に入門しても2や3ぐらいの段階から始めても問題なく理解、実践でき先へ進めただろうが、現代の日本人が初めの初めである1や2を学ばずに学習を始めても、その後の2や3が理解できないが、中国武術ではその1から学習を始められて、初めてそれに続く部分が理解出来たそうなのです。

 つまり、いにしえの日本人は日常生活で1段階、2段階ぐらいを習得していたので、そこを教えるというシステムが確立されていなかったが、中国では大陸であり多民族がいるから1段階から指導するシステムがあったのではないかという事です。(もしくは、そこを埋める技量が指導者にあったか)

 これは、今になると私にも覚えが有ります。

 小学校時代に習った剣道において、正しい正座を習えなかったのです。
正座 姿勢矯正 整体 西荻窪

 これは非常に残念な事と言わざるをえません。

 なぜなら、正しく座れない人は正しく立てないからです。

 そして、正しく立てない人は正しく竹刀をもって構えることが出来るわけがないと考え、形だけなぞっても、技にはならないと思うからです。

 多分、100年前の日本人なら正座を習わなくてもすでに正しく出来ているから入門したらすぐに竹刀をもって素振りから始めても、練習を積めば正確に技が理解、習得出来たかもしれませんが、現代人は入門したらまず立ち方、座り方から学ぶべきではないでしょうか?

 実際、合気道の渡辺信之師範は合気道の稽古に礒谷式力学療法の理論と技術を取り入れられていらっしゃいました。

 これは、合気道理解のためと、武道による健康を害する部分を無くすためであったと思うのですが、どうでしょうか。

 私は、小学生の6年間の剣道、高校3年間の柔剣道の時間に学んだ柔道、そして呉式太極拳を10年位学び、独学で少しづつ練功を続けているぐらいなので、武道に関して深くは理解できていない素人ですが、股関節に関しては世界にも類を見ない礒谷式力学療法を30年近く素晴らしい先輩から学んできましたから、その股関節目線によるアドバイスができます。

 と言っても、目新しいことではなく当たり前のことではありますが、大東流合気柔術の名人佐川先生もご自身の技に関して「なーに、簡単な物理法則だよ」と言われたといいますから、礒谷式力学療法の力学とは相通ずるところがあるのではないかと思うのです。
佐川師範 整体 姿勢矯正

 つまり、基本は合理的、物理的に正しいことが基本にあると考えると、整体術である礒谷式力学療法はまさに重力の影響下での体の歪みを取り除くための力学的技術なので共通点が見いだせるわけです。

 道を究めるのは時間がかかるものだと思います、そして急がば回れとも言いますから、まずご自分の立ち方、座り方から学ぶことで技などの見え方が変わるかもしれません。

 そして、道を長く追及するためには健康であることはもちろん重要なのですから、是非お勧めいたします。

  正しい座り方から学ぶことが出来る礒谷式力学療法×CS60の整体院  杉並区・西荻窪 鴨下療法所 
                                      杉並区松庵3‐35‐21

姿勢矯正 西荻窪 整体 股関節

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