西荻窪駅から徒歩3分の根本バランス回復の整体院・鴨下療法所です。

　私は普段自転車通勤なのであまり電車に乗る機会は多くないので、たまに乗ると新鮮です。

　先日、そのたまたまの機会があり、椅子に座ると正面の椅子に座っている7人のうち半数以上の方がスマホを見ていますね。
　昔なら、若い人はジャンプ、社会人は新聞を広げているという光景が当たり前だったのが、今更ながら月日の移り変わりを感じました。

　そしてその時に、私の横に座っている20歳代ぐらいのお兄さんもスマホを見ていました。

　横を向いた時にその画面がちらっと眼に入るとゲームを楽しんでいるようでした。

　その時に気が付いたのですが、そのお兄さん、上半身の状態はとても良いのです。

　両手でスマホを持ち、目の高さにしているので背筋は一見伸びているのです。

　しかし、残念ながら骨盤が寝てしまっていました。

↑こんな感じでしょうか。スマホを目の高さにして背筋はもう少しまっすぐだったかもしれません。

　そして、その彼はゲームをやめて他の作業になると、スマホを膝のあたりに下げて顔を前に突き出して、典型的な猫背姿勢になったので、なるほど、っと気が付きました。

↑リラックスモードだと、こんな感じですね。

　それは、ゲームは集中力がいるので戦闘モードとして、良い姿勢が必要だったのが、リラックスモードに入ると猫背になってしまう、という事なのです。

　良い姿勢は、脚の筋肉のバランスの良さから骨盤が正しい位置にあることにより初めて作られます。
　骨盤を起こして座る習慣が無いと、この上の写真のようにその悪い状態はどんどん加速してしまうのです。

　ここで、思い出したのが雀鬼、桜井章一さんのお話です。

　桜井さんは本の中で「麻雀の時だけ勝とうと思ったってダメだよ。普段の生活の中でも感覚を研ぎ澄まさなければ」というようなことを言われていましたが、姿勢も全く同じではないかと思います。

　
　高性能のゲーム用の椅子ではきちんと座れても、電車の椅子だと意識をしなければ、そこまできちんとは座れない。
　それでは、いざ勝負の時に肩こりや首のコリが有って集中力がなくなったり、肩こりなどの筋肉の緊張で手の指に伸びる神経圧迫が有れば、細かい作業もうまく出来なくなるというものです。

　ゲームで高成績を出そうとするなら、日常生活においてこそ良い姿勢を意識的に習慣付けることは必須ではないでしょうか？

　そしてこれは、ゲームだけではなくコンピューターに長時間向き合うお仕事の方々も同様です。

　勉強にしろ、仕事にしろ脳へたっぷりと血が酸素と栄養を運んでくれなければ働きが悪くなるのは当たり前です。

　これは、特に小さいお子さんのご両親にしっかりと認識していただきたいことです。

↑ほのぼのとした一家団欒風景ですが・・・、ちょっと姿勢を意識してください。子供の時の習慣は一生ものです。

　良い椅子が無ければ良い姿勢になれないなんて言う事は有りません。

　反対に悪い椅子でも良い姿勢で座れるという事は、あなたが本当に良い姿勢の持ち主という事なのですから。

　健康もゲームもまずは良い姿勢から！！

　一生の宝物！良い姿勢を手に入れられる礒谷式力学療法×CS60の整体院　　杉並区・西荻窪　鴨下療法所