大また歩きは良いのか?

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 ここ何年か大またで歩くのが良いという説が流れていますね。テレビなどでも紹介されているので当所の患者様でもやっていたという方が何人もいらっしゃいました。要するに筋肉をいっぱい使えば筋トレになるしエネンルギーを使うからダイエットにも良いですよ、というのが根拠なのですが、とんでも有りません。

 歩く時の歩幅には個人差があり適正な長さがあります。それを無視すると股関節を開く筋肉を多く鍛えてしまい、脚全体の筋肉のバランスを失調させます。つまり歩けば歩くほどO脚になるわけです。

 当所では大またで歩くのをお勧めするのはO脚の反対のX脚の方のみですが、それにしても適正な長さが有ります。変形性股関節症、臼蓋形成不全の方の中にはX脚系の方が多くいらっしゃいます(健常な股関節の方との比較で)から、大またで歩くと、痛みが消える事があります。しかし、これは繰り返しますがX脚系だからはまった歩き方なのです。病院などのリハビリではこれを理解せず変形性股関節症の方すべてに大また歩きを推奨するところもあるようですが大変危険な間違いです。

 大またで歩くよりきちんと正しく歩く方が何倍も大事です。歩き方は健康の基本です、当所では股関節矯正・骨盤矯正と共に歩き方や、座り方も繰り返し説明いたします。

 変形性股関節症、股関節脱臼の方が通う整体院 杉並・西荻窪 鴨下療法所