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トンビ座り 2  側弯症の原因?

トンビ座りは身体を歪めると言う話を前回書きましたが、大事なことが書き足りないと思いますので続きとなります。前回は写真を添付しましたので、そちらも参照していただきたいのですが、言い足りなかったのは、トンビの横座りは股関節の左右差を作る最悪の座り方になると言う事です。 写真の横座りをご覧いただくとよくお分かり頂けると思いますが、右足は足首が外に出ることにより、腿の状態が内に強く捻じれているのが見て取れると思います。
そして、左脚は逆に腿が外に向いてしまっていますよね。  これにより骨盤が捻じられた形になり、骨盤の上端から足の裏までの長さに左右の差が生じてしまうのです。 骨盤には、股関節の他にも、背骨と仙骨をつなぐ腰仙関節、仙骨と腸骨をつなぐ仙腸関節、さらに恥骨の左右をつなぐ恥骨結合と言う場所が有るために単純に、右が高い、左が低いと言うような転位ではなく、右骨盤が高位で前方に突出しているために、背骨に捻じれが加わり・・・・と言うように、動く箇所がそれぞれずれるので複雑な歪み方をします。
 ですから、私の治療はこの左右の差をいかに無くすか、と言う事に全神経を集中させているのです。 最近読売新聞で、脊柱側弯症の事が5回にわたり紹介されていましたが、このトンビ座りもまさに側弯を形成してしまう要因です。  身体はパーツの集まりでは無く有機的な1個のかたまりです。 どこかが引っ張られれば、それに連なる部分も引っ張られます。 ですから、その症状だけを見るのではなく、その原因をきちんと把握して治療と同時にそうなってしまった原因を排除していかなければ、治療自体もはかどらないのではないでしょうか? 今朝の新聞の記事によりますと、側弯症は子供の頃に発症する人ばかりではなく、ある程度年齢が進んで骨粗しょう症、脊柱管狭窄症などと合わさり発症するパターンが紹介されていました。 高齢になるとO脚も進んできますから、側彎と後湾とのダブルパンチで背骨に負担が掛かってしまうのです。 つまり、側彎は左右のズレ、後湾は前後のズレと言えますから、脊柱から両側に出ている神経なども左右のズレで圧迫、前後のズレでさらに圧迫と言う事になると、痛み→痺れ→麻痺と症状もドンドンきつくなってしまうのです。 そして症状が強くなると歩かなくなってしまい、筋肉が弱ると強い筋肉、弱い筋肉の差がより顕著になってしまううと言う悪循環を生んでしまうのです。 たかが『座り方』されど『座り方』皆さん注意しましょう。 

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