膝の内側が痛いのはなぜ?

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 膝の内側が痛いのは、大腿部とスネとのねじれ及び体重のかかり過ぎが原因である事がほとんどです。自然に立っている時に膝の向きと足先の向きを確認してみてください。又体重がどちらの足にかかりやすいか確認してみてください。写真の様に足先が外を向いて膝が内に向いて体重がかかっていればそれが痛みの原因なのです。この状態は股関節が内ねじれ、スネが外ねじれになっているわけですが、太ももの内ねじれは脚を短くさせてしまうので左右の脚にこの差があると内ねじれが強い方の脚に体重が自然にかかる様になってしまうのです。この様な筋肉のクセがある人は椅子に座っている時も足先が開いていますし、自転車のペダルをこぐ時も足先は外を向いています。特にスポーツではこのねじれをスピードに使うので顕著に現れます。
 この様なねじれのクセは、大きく強い筋肉からアプローチしなければなかなか改善しませんから股関節の矯正が必要になるのです。以前Jリーガーの選手の方の脚を矯正した時、このねじれが強烈な事に驚きました。やはりプロはずいぶん無理をしているんだなと思いました。しかし故障をしないでスポーツを続けるには『必ず体の状態をニュートラルに戻しながら使うこと』がとても大切なのです。太ももとスネがまっすぐであれば、少しのねじれがスピードを生みますが、すでに捻じれていればさらに捻じらなくてはスピードも生まれませんから、最後にはしわ寄せが関節にたまり故障を起こしてしまうのです。また、このねじれに起因するトラブルは膝痛だけにとどまりません。例えば、足底筋膜炎、腸脛靭帯炎、外反母趾、内反小趾、巻爪、こむら返り、ふくらはぎがつり易いなどスポーツをやる方を悩ませる脚のトラブルの原因となることもあるのです。