ゆるいストレス

2019年03月20日

 激しいストレスとゆるいストレス、どの辺が境界線でしょう。私は「あ~、イライラする」という風に意識に登ってこない様なストレスが『ゆるいストレス』と考えています。こうしたストレスは生活の中に無数にあると思いますが、意識にのぼらないから気がつかずに毎日毎日少しづつダメージを受け続け、これが多くの慢性疾患や痛みにつながると感じます。

 写真のように事務仕事をする時に、机の左に書類を置くスペースが有るために微妙にPCのディスプレイが右にずれている場合。毎日やや右方向を向いて仕事をしなければなりません。しかし、少しでも右に身体が向いているという事は右脚に骨盤が乗り易くなりますから、骨盤の左が高くなり、その影響で右上半身の筋肉にストレスがかかり、右肩や右首に痛みやコリを感じたり、長期間になると消化器にダメージがかかり「最近、食欲が無いんだよな~」というような影響が出てしまう可能性があります。

 この様な日常意識しないストレスが蓄積しやすいのです。考えてみれば食生活などでも同じですよね。少々いい加減な食事でも1回ぐらいでは健康にそれほどの影響は出なくても、毎日何年も繰り返すと、ガンや糖尿病を発症するのですから。常々私は何でも3つ集まると大ごとになると感じています。体のストレス、職場での人間関係でのストレス、睡眠不足、これで3つです。仕事のストレス、人生のストレス、現代人は常に1つや2つのストレスを常に持っていますから、自分で少しでもコントロール出来るストレスは減らすように心がけたいものです。どのように椅子に座るか?映画館で座る位置は?友人と歩く時は左右どちらに立つべきか?ちょっとした意識で体のストレスはぐっと減らせるのです。 
 
 身体のクセを根本から取り除くことが出来る礒谷療法ベースの整体院 杉並・西荻窪 鴨下療法所
 
 

 

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