繰り返す選択と生活習慣

2019年11月09日

 我々は、生活をする為に毎日毎日約9000回も選択を繰り返して生活しているらしいです。

では、体を使う時の左右に関する無意識の選択は1日どれぐらいあるのでしょうか?

 右脚から歩き出す。
 階段を右脚から登る。
 洋服を右腕から袖を通す。
 鞄を左手に持つ。(これらはすべて左脚が長い人が自然に行いやすい行動です)

 私はイソガイ療法に取り組み始めて20年を超えましたが、恥ずかしながらまだ身体のクセがしつこく有ります。

 以前にも書きましたが、小学生の頃から右脚で立つと背が低くなり、左脚で立つと背が高くなる自分の身体の左右差も非常に強く感じておりました。

 オヘソの位置も身体の右側に片寄ってついていましたが「ま~、身体なんてすべて左右対称に出来てる訳でも無いんだから、こんなもんなんだろうな~」と言うぐらい、お気楽な認識でいましたが、イソガイ療法を自分でも実践すると、ものの1か月もしないうちにオヘソが正中線、身体の中心に動いて感動を覚えました。

 しかし、やはり今でも立っている時に右足に体重を掛けた方が楽に感じてしまうのです。
 人間のクセと言うものは、これほど強い物なんだな、と改めて感じます。

 この一日に9000回の選択をして生きていると言う話を聞いて「なるほど、人の習慣とはそれだけの回数を繰り返すから、強くなるのだな」と思いました。

 例えば、私の場合5歳から35歳ぐらいの間に、初めに書いた左脚が長い人が行う行動、つまり短い右脚に体重が自然にかかっているから、空っぽの左脚から歩き出してしまう、というようなことをどれだけの回数繰り返したことでしょう?

 生活すると言う事=偏った筋トレをしている、と言う事になってしまうから、年齢を重ねるごとに歪みが大きくなってしまうのです。

 したがって、体の歪みを取り除きたければ自覚的に生活習慣を改める必要が有るのです。

 生活習慣の指導により自分で自分の健康管理が出来る礒谷療法ベースの整体院  杉並区・西荻窪  鴨下療法所 
 

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