股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2024年12月16日
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【ぎっくり腰予防体操】
テレビの情報番組で、股関節の柔軟性が悪くなることで腰の負担が大きくなるという理論で、股関節の柔軟性を上げる体操を紹介していました。
そしてぎっくり腰予防のための体操を紹介していました。
確かに、股関節は骨格の要ですから、股関節の柔軟性は体全体の柔軟性と関わってきますから、腰も柔らかくなりますが、気を付けなくてはいけないのはバランスなんです。
ただ柔らくなるだけで腰痛が楽になるなら、温泉だけで腰痛などは解消できるはずですが、現実にはそれだけではなかなか完治しないのが腰痛です。
テレビでは、手を床について高這いの姿勢で膝から下の脛を外に開くストレッチなどを行い腰が柔らかくなる~とタレントさんたちがおっしゃっていました。
行っていたのは股関節の内旋方向へのストレッチと、股関節外転のストレッチ、腰椎の伸展・屈曲のストレッチが中心でした。
まず、股関節の内旋方向のストレッチですが、これは多くの方に不必要です。
↑ハイハイの格好で膝から下の脛を外に広げていくと股関節が内旋をしますが、このストレッチを推奨したいました。
股関節の内旋とは、太ももが内にねじれる状態のことを言います。
腰の幅以上に脚を開いた状態で両膝を付けようと頑張るとお尻が少し後ろに引けて脚の付け根にねじれる感じが生じると思いますが、その状態が股関節の内旋です。
ではなぜこの内旋方向へのストレッチが不必要化と言えば、多くの人がすでに股関節が内旋しているから、それ以上内旋させることは百害あって一利なし!!だからなのです。
内旋が生じるメインの原因は、脚力不足と体重オーバー、スポーツによる習慣となります。
脚力不足と体重オーバーは、セットで現れることが多いのです。
つまり、自分の体重を支えるための脚の筋力が足りないために骨盤が転移して股関節に内旋が生じるのです。
これは、生活が楽になった現代人の我々の本当に多くの方がこの状態になっているのですが、この内旋により腰に起こる脊柱管狭窄症にかかる方が増加しているのがその内旋によるものと、私は考えています。
ですから、行うべきはこの内旋を取り除く外旋方向へのストレッチなのです。
また、股関節の外転もすでに90%の方はO脚ですから、すでに外転しているので上記の内旋ストレッチと同様に全く不必要、やってはいけないストレッチの王様です。
↑四つ這いのカッコから片脚を外へ開き骨盤を後ろに落としていくことにより股関節は外転して、脚からお尻にかけての大きい筋肉がストレッチされますから、行っている時、その直後は気持ちが良いと思いますが、多くの腰痛には逆効果です。
最後の腰の屈曲伸展のストレッチはヨガの猫のポーズでしたから、これは正しく行えばよいストレッチと言えると思います。
↑ヨガの猫のポーズですね。高這いの姿勢からおへそを床につけるように腰に反りを作ります。また反対方向に背中を丸めるポーズとセットで行うとバランスも良いですよね。
こうしたテレビや雑誌で紹介している健康体操で、~には~で解決、というものは疑ってください。
なぜならば腰痛と言っても、腰が反り過ぎていたい人もいれば、腰が丸まって痛い人もいるのです。
これは症状としては全く正反対ですよね。
それを、腰痛の人はこれ腰痛を全部ひとくくりに腰痛を全部ひとくくりにいうのは乱暴な話だと思いませんか?
もし、背中が丸まって痛い人にはこれ、腰が反り過ぎの人にはこれと処方されないのなら、少し行って痛みが増すようなら中止してください、というようなアナウンスを入れるべきだと思いますし、皆様もそのように注意して行いあやしいなと思えばすぐにやめるようにしてくださいね。
だいたい、体操で万人向けのものというのは非常に難しいと思います。
個人差を考えると体操などに関しましては、やはりお一人お一人のお体の状態に合わせてご指導させていただく必要を感じます。
腰痛の体操もその方に合わせてご指導できる礒谷式力学療法×cS60の整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所
杉並区松庵3ー35-21 03-5938-7713