股関節・骨盤矯正で正しい姿勢と快適な歩行 礒谷療法×CS60の整体院 鴨下療法所 杉並区・西荻窪駅から徒歩3分
2022年03月08日
さ~、あさイチ股関節ケアの記事もこれが最終編です。
さて、「変形性股関節症の場合股関節周りの筋肉を鍛えれば良い」との説明に関してです。
これは、そもそも『股関節になぜ変形が起きたのだろう』という一番大事な視点が抜け落ちているために、変形性股関節症をひとくくりにしてしまっているところが乱暴だなと思います。
例えば臼蓋形成不全が一次的にある方の変形性股関節症であれば、少なくとも股関節の内旋、内捻じれが起きています。
これは、大腿骨頭が収まりを求めるために起こる構造的な問題なのですが、この内旋が起きれば、内旋筋群を緩めなくてはいけないわけです。
そして、強い筋肉に拮抗する筋肉の筋トレを行うことにより良い状態での保存が出来るのです。
変形性股関節症と一口に言っても、一人ひとり股関節の状態は違いますし、左右脚の差も当然あるわけですから、みんな一律左右均等の体操でいいわけがありません。
変形性股関節症の方にはお一人お一人の状態に合わせた体操などの指導がないと事故のもとではないでしょうか?
全7回にもわたり「あさイチ股関節ケア」に関して書いてきましたが、股関節は体にとって大事な関節ですから、気を付けてください。
一人一人の状態に合わせた矯正と体操指導がある股関節矯正70年以上の歴史がある礒谷式力学療法ベースの整体院
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