茶道にみる、所作の意味。(正座偏)

2023年03月03日

 正座で座った時に、どちらの足が上に重なりやすいですか?

 これも、ある茶道の流派では右を上に重ねなさい、と言う教えがあるそうです。

 このどちらかの足が上に重ねる事に、実は理由があることをご存じですか?

 それは・・・・・

 長い脚の足が正座をしたときにお尻の下で上になっているのです!!

 是非、試してみてください。

 で、茶道では『なぜ、右足を上に重ねなさい』と決めたのか?

 ここからは、まったくの私の私見ですが多分、そう間違ってはいないのではないと思います。

 先ほども書きましたように、右脚が長い人が右足を上にするのですから、そうすると写真の様にもともと右骨盤が高い人の骨盤は右側を押し上げられ、さらに高くなってしまいます。
 正座 脚の長短差 脚長差 西荻窪 整体
 CS60

 ですから、バランスが取れている方が美しいと考えるであろうと想像すると、右足を上にすると骨盤が水平になるという事ですから、左脚が長い人が多かったと、推測できるわけです。

 分かりずらいので、もう一度。

 左脚が長い人は左足を上に座る。
骨盤の歪み 整体 西荻窪 杉並 CS60
 写真の様に、左骨盤が高くなり美しくない。

 そこで、右足を上にすると・・・

正座 茶道 整体 西荻窪 股関節 礒谷式力学療法

 骨盤が水平になり美しい。

 こういう事なのですが、ではなぜ左脚が長い人に決まりを合わせたのか?
 それは、左脚がない人が多いからに他ならないと思います。

 どうしてでしょう?
 次回に続きます。

 その人に会った座り方を指導できる礒谷式力学療法✖CS60の整体院   杉並区・西荻窪  鴨下療法所

 

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