最近ビンのふたが開けづらくなった

posted in: 上肢 | 0


 「最近急にビンのふたが開けづらくなった」そんな経験はありませんか?ジャムのふたを開けようとしたらなかなか開けられなくて、叩いたり、温めたり、最近は様々な便利グッズなども充実していますから、そういうものを使い問題無く対処されているかもしれませんね。
 「ま~年だし、力が弱くなったな~」と思ったかもしれませんが・・・。確かに年齢と共に筋肉は弱くなりますから、自然な事ではあるのですが、それが急激なものだと体の歪みのサインかもしれません。

 写真はご高齢の方の左右の手です。
 まず写真の黄色の丸、拇指球が膨らんでいる状態に注目してください。
 矢印の方向、手のひら側に丸みがふくらんでいます。皆さんの拇指球はどうでしょうか?
 ビンのふたが開けずらくなっている方は同じような状態に近づいているかもしれません。

 写真の方の様な状態は、手の厚みとは違い親指を曲げる拇指屈筋が拘縮している状態なのです。
 筋肉には「今休んでいる筋肉が次の瞬間に使える」「縮んだ時に働く」という2大原則がありますから、この縮んだ拇指屈筋が、握力低下の近因となります。
 そしてこの状態の根本原因は「姿勢の悪化による前肩」にあります。

 したがって瓶のふたが開けづらいということは、肩こり、首こり、腰痛などがあったり、内臓のトラブルがあることと、同じ根っこの問題かもしれません。
 ここで再び写真を見ていただきたいのですが右手と左手の親指の前方への出かたには差があります。
 右手では親指と人差し指が重なって見えますが、左手では親指と人差し指の間にスペースがあります。
 これは右手の指の方が筋肉の緊張が強い事の表れなのですが、こうした左右差こそが体の歪みなので、しっかりと矯正をして左右差を無くしていかないと将来的にばね指、腱鞘炎、へバーデン結節と問題が拡散する可能性が有るのです。 

     加齢で弱くなってきたと思っていた握力も回復する礒谷療法ベースの整体院   杉並・西荻窪   鴨下療法所