短い脚に高さ調節のかかとの高い靴や中敷きを入れてはいけません。

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 以前にテレビの健康番組で身体の左半分に色々な症状が出ている方の足の形の違い、長さの違いを確認して、短い脚の方に中敷きを入れて左右の脚の長さを同じにすると言う方法を紹介していたそうです。

 これは大変危険な間違いです。

 

写真の様に高いところを踏んだ足先は内に向き、低い方の足先は外に向くのが自然な身体のメカニズムです。

 これは補高靴やインソールで脚長差を埋めている方は是非、ご自分でお試しください。

 そしてこの自然の真理から磯谷公良先生は『股関節が内に向くと脚が短くなる』と言う事実を発見されました。(先生の臨床例は当時はレントゲンを撮影していたので、今でもはっきりと確認できます)
 したがって、短い脚側を高くしてしまうという行為は全く逆の事をしていることになるのです。(内に捻じれて短くなっている脚を、さらに内に捻じりさらに短くしているという意味です) 

 2センチ短いから2センチ足そうという考え方は、股関節のメカニズムを理解していないと言わざるを得ません。

 私が診させて頂いた患者様で「私は変形性股関節症なのだけど、幸いな事に病気が発症してから、痛みを感じずに過ごせてきたのだけれど、ここにきて股関節が痛くなり始めてしまった」と言われて受診された方がいらっしゃいました。。
 「変形性股関節症で痛みを感じないというのは、本当にラッキーですね。 痛い方は脳天に突き抜けるような痛みだとお聞きしますから・・」
 「私は運良く、自分に合った療法を見つけて、痛みはそのおかげで出なかったのかもしれないわね~。 ただここ2年ぐらい脚の長短差が大きくなり跛行(ビッコ)が大きくなってきたので、病院で受診したら脚の短い方の踵が高い靴を勧められてそれを履いてるの」
 「それです!!」
 「それを今日からやめましょう」
 そして、補高靴をやめていただき、矯正をお受けいただくと3回目には股関節の痛みは取れました。

 以前ご紹介した話ですが「脚の左右差があるから、長い方の脚を切ろう」と言ったお医者さんの話を書きましたが、補高靴にしても、はじめ2センチの左右差が短い脚に中敷きなどを足すことにより1年後には3センチ、2年後には4センチ、3年後には5センチとその差はだんだん大きくなり、最終的には手術を勧められるようです。

 まずはご自分でお試しください。
 道路などの段差を見つけて左右の脚に高低差を付けて歩いた時に、どちらを高くした方が股関節が楽になるか?
 ビッコが有る方はどちらにした方が、ビッコが治るか?これはご自分でも感じていただける思います。

     股関節のメカニズムを熟知している礒谷療法ベースの整体院  杉並区・西荻窪  鴨下療法所
  

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