高齢出産後の股関節矯正の是非

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 35歳以上での出産を高齢出産と定義されるようですが、当所の患者様でも初産が40歳を超えてからという方もいらっしゃいます。妊娠から出産までの間に女性の股関節は大きく動きます。お腹が大きくなり重たくなれば、その重さを支えるために股関節はO脚傾向になり、出産の時には骨盤を開くために股関節はX脚傾向になります。(ここでよく勘違いをされている方がいらっしゃいますが、O脚になると骨盤は閉じる方向に動き、X脚になると骨盤は開く方に動くのですが、股関節と骨盤の動きを混同して、股関節が開くO脚になると骨盤も開くと勘違いされている方が多いのです)

 この股関節の動き方は、外圧が大きくかかる事故など以外では生涯で一番ダイナミックに股関節が動くので、筋肉はストレッチされて柔らかくなっています。
 したがって、高齢出産後の股関節矯正、骨盤矯正等でさらにその周りの筋肉をマッサージや矯正で動かし、柔らかくすることはその時は良くても、その後でさらに大きな体の歪みになり様々なトラブルの原因になりかねないのです。
 年齢が進めば筋肉も弱くなり、その復元力も低下していますから、大事なのは筋肉を適切に鍛える筋トレこそが出産後に大切になるのです。

 しかし、ただ筋トレをすればいいのではありません。日本の整体の先生などによると、出産後の骨盤は左右片方づつ閉じて元に戻るので、その途中で起きてしまったりすると骨盤の片方だけが開いたような偏った癖が付き易く、特に授乳などの時にあぐらや横座りで柔らかくなっている股関節のクセが大きくなっている事も多いので、やみくもな筋トレではバランスは回復しません。

 そこで、当所ではそうした股関節のクセを取り除くための矯正とセットで、バランスを回復するための筋トレを指導しております。これは特に続けて二人目のお子さんがほしい方などには必須になります。と言いますのは股関節から体が歪んでしまうと妊娠しづらくなってしまいますし、高齢での二人目の出産は体力的にも非常に無理がかかりますから、出産後には必ず体を整える必要が有るからです。
  

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