へバーデン結節はなぜできるのか?

2019年02月24日

西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【へバーデン結節】

 へバーデン結節とは下の写真の様に指の第一関節が炎症を起こして後、固まってしまう状態の病名です。

 中年期以降の女性に起こることが多いのですが、私の臨床例では男性で40歳代から発症したという方もいらっしゃいました。

 少し前に握力が減退するのは・・という内容を書きましたがへバーデン結節の原因も同様だと考えています。

 
 握力の減退は、上の写真のように親指を曲げる拇指屈筋が緊張を起こしていて、すでに縮まっているために何かを握ろうとしても力が出ない状態になっているのですが、へバーデンも同様に屈筋が常に緊張していることにより、指の関節に常に曲げる負荷がかかるために起こるから炎症を起こしているのです。

 へバーデンは炎症期を過ぎれば痛みは無くなるので、あまり気にしていない方もいらっしゃいますが、指の動く範囲が狭くなるので細かい作業が不得手になり仕事や趣味に影響が出てしまう方も少なからずいらっしゃいますし、指輪が入らなくなったり美容の観点からも避けれるなら・・ですよね。

 これを防ぐためにはとにかく良い姿勢が根本になります。

 と言いますのは、猫背になることにより前肩・巻き肩になり、そこから腕がねじれることにより腕や指を曲げる屈伸が緊張を起こすのですから、猫背にならないように骨盤をしっかりと立て、肩が引けている礒谷式力学療法で言う『でっちり はとむね」になるように生活習慣を改めましょう。

 特に、「最近疲れがなかなか抜けないよのね~」というような方は、気をつけましょう。

 と言いますのは、肩を前に引っ張るのは胸の前側の筋肉なのですが、この筋肉は呼吸筋でもあるために、この筋肉の緊張は呼吸が浅くなるのです。

 つまりガス交換がうまくできにくくなっている可能性も有るのです。

 また、さらに前肩は窪の筋肉も引っ張り込みますから、首が硬くなれば頭痛の原因になったり、頭周りのトラブルの引き金にもなりかねないのです。

 へバーデンのような整形外科領域のトラブルは、体の歪みの黄色信号なのです。

 黄色の内に手を打っておけば赤信号になることはないのですが、黄色信号を甘く見ると取り返しがつかなくなることもありますからご注意くださいね。

     へバーデン結節にも根本からのあぷろーつをする礒谷式力学療法×CS60の整体院  杉並区・西荻窪  鴨下療法所
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姿勢矯正 西荻窪 整体 CS60

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