へバーデン結節はなぜできるのか?

2019年02月24日


 へバーデン結節とは写真左の様に指の第一関節が炎症を起こして後、曲がって固まってしまう状態の病名です。少し前に握力が減退するのは・・という内容を書きましたがへバーデン結節も同様の原因で起こります。
 右の写真のように親指を曲げる拇指屈筋が緊張を起こしていて筋肉が充分に働けないために握力が減退しているわけですが、へバーデンも同様に屈筋の緊張により指が常に曲げられているから炎症を起こしているのです。
 へバーデンは炎症期を過ぎれば痛みは無くなるので、あまり気にしていない方もいらっしゃいますが、指の動く範囲が狭くなるので細かい作業が不得手になり仕事や趣味に影響が出てしまう方も少なからずいらっしゃいますし、指輪が入らなくなったり美容の観点からも避けれるなら・・ですよね。

 これを防ぐためにはとにかく良い姿勢が根本になります。
 猫背になり前肩になるからこうした筋肉の緊張が生じていますから常に猫背を改めて肩を後ろに引きましょう。
 前肩になっていると呼吸も浅くなり疲れが取れにくくもなってきますからへバーデンと共に「最近体の疲れが取れないのよね~」などという事が有れば、根っこは同じかもしれませんよ。

        へバーデン結節の進行を止める 根本療法の礒谷療法ベースの整体院 杉並・西荻窪 鴨下療法所
  

 

カテゴリー: