腸脛靭帯炎(ランナーズニー)の原因と治療

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腸脛靭帯炎はO脚の方に起こります。(当院でいうO脚とは外側の筋肉が内足の筋肉より強い状態を指します)

これは間違いのない事実ですが、今まで語られてこなかった治療法があります。

腸脛靭帯は股関節の外転作用があり大腿筋膜張筋や大殿筋に付着してますから、当然O脚の方の腸脛靭帯には負担が多くかかるからです。

では、O脚の方で走っても、腸脛靭帯炎になる方とそうならない方がいるのはどうしてでしょうか?

それは、その方の①筋肉の状態・・・外側と内側の筋肉の強さ、緊張のバランスの問題。 ②走り方・・・歩き方もそうですが、その方の歩き方は①の筋肉の状態で自然に決定されていますが、意識的なランニングフォームなどトレーニングなどでO脚なのに外側に負担をかけないで走っている方もいらっしゃいます。 ③血や内臓の状態・・・食事やストレスなどでも筋肉の状態は変わってきます。 身体にいい生活習慣を作りましょう。 ④体重・・・当然脚にかかる負荷に影響します。 また体重が重いほど股関節は開きやすくなりますから、腸脛靭帯への負荷も増加します。
あとは、靴や路面など外的な要因もあるでしょうが、一番大きな問題①,②について手当を行います。

ほかの疾患にしても痛みを取り除くだけの対処療法をいくら行っても完治はあり得ません。

いくら休養しても、テーピング、低周波治療器、アイシング、痛み止めでは治らないのです。

当院では、大腿の外側にかかる負荷を減らすために、体重が外側に行ってしまう強い筋肉の働きを弱め、拮抗している筋肉の強化と言う根本的な取り組みを通しての完治を目指していきます。

この完治と言うのが大変重要なのです。

そもそもこの腸脛靭帯炎を起こす方々は、スポーツをしっかりとやられている方々ですから痛みがちょっと消えただけなどという状態では早晩痛みを繰り返してしまいます。

それは、体重が外側にかかるということは、足首や足の指にまでその影響による転位は及んでいますから、そうした部位までベストな状態に戻す必要が有るのです。

ちなみに腸脛靭帯炎がある方は、ご自分の足の指を見てみてください。

◎足の小指はの先は皮がつままれた様に三角に硬くなっていませんか?
◎足の小指の爪が小さい
◎外反母趾、巻き爪がある
◎指が曲がっている(ハンマートゥー状態)

これらに該当はしませんか?

全て同じ原因の結果になるんですよ。

ですから、根本から治さないと、将来的にまた別の問題に悩ませられるかもしれないのです。

問題を先延ばしにせず、肉体改造を行い、走り方、歩き方をきちんと習得しましょう。

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腸脛靭帯炎(ランナーズニー)の原因と治療」への2件のフィードバック

  1. 患者1号

    鴨下先生

    毎度、ランナー必読の投稿ありがとうございます。
    私の知る限り、アマチュア市民ランナーの最低でも7割の方々が、この腸脛で苦しみます(足首の苦しみはほとんど100%)。

    つまり皆О脚なんですね。

    1980年代のアメリカ映画『karate kid』の1シーンでは無いですが、全く無意味に見える動作の連続が、実はその後の技の大本を占めていた・・・(karate kidの場合は、窓の拭き方、ペンキの塗り方が空手の技の練習になっていた)。

    同様に、単調な屈伸運動が実はマラソンやトレイルランニングのような下半身への高負荷の運動の大本になっていた・・・なんて理解にならないでしょうかね。

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  2. 毎度コメントありがとうございます。 空手キッドありましたね、窓ふき! 私は太極拳の師匠のところで10年以上単調な円運動を繰り返しておりますが、単純な運動はごまかしがきかないので、深く研究できるし、その習練がほかの動きに応用できるようになりますね。 屈伸は禅ですよ(>_<)

    いいね

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