足首のトラブル、モルトン、ソーレル病は股関節から。

左足が長い人 要図

西式健康法の西勝造氏は昭和10年に「足は万病の基」において、『鏡に向かって、鼻がいずれに曲がっているかを見よ。その曲がっているほうの足先が炎症を起こしているのである。これをモルトンが発見したから、モルトン氏病という。右足先が炎症を起こしてモルトン病にかかっていれば、左足は必ずその踝(くるぶし)のところに炎症があり、これをソーレルが発見したからソーレル病という』と言われているそうです。

礒谷公良先生もまさに同じ体の歪みを指摘されています。

先生の発見、研究された身体の歪みの理論図は要図と呼ばれ、礒谷療法を行うものの基本となっております。

添付した図は左足が長い人のケースですが、左足が長いと足が長く、細く表示されているのがお分かりいただけると思いますが、股関節が外に開く緊張が強くなると体重も外側にかかり、その影響で踵が内に向き、小指側に負荷が多くかかるようになる事で土踏まずのアーチが深くなり、甲が高くなりモートン氏病になるのです。

これを西先生は足首の転位が原因とされたのですが、礒谷先生はさらにその原因として股関節の転位にまで原因の原因を求めたのです。(ですから西式の甲田先生が著書の中で「股関節のことは礒谷先生から教えてもらった」と言われているのです)

ですから、モートン氏病、ソーレル氏病と言うような足首から先の問題は根本である股関節から考えていかないと、どうしてもただ痛みを取るだけの治療になりがちで、完治は難しいのです。

また、西先生は足首の問題は腎臓にも影響すると言われておりますが、それどころではありまません。

足首に出ている問題は、体を支えるベースがくるっているのですから健康上のあらゆる問題が起こる可能性があるという事なのです。

肩こり、首の痛み、ひざ痛、股関節症など整形外科的領域が始まりで(この時点は体の黄色信号です)、その歪みがあらゆる内科疾患(この時点では体の赤信号です)まで引き起こすのです。

しかし、人間の治癒力は身体さえ整え、きちんとした食事をはじめとする生活習慣で治癒するように作られているのです。

公良先生曰く「身体は特効薬の製造工場である」なのです。

 

 

 

 

 

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足首のトラブル、モルトン、ソーレル病は股関節から。」への4件のフィードバック

  1. 鴨下先生

    今回の投稿も大変勉強になりました。
    先日news weekでランナーと腎臓障害の話が出ていました。
    http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/03/post-7292.php

    転載開始

    『今回の研究では、2015年にコネチカット州ハートフォードで開催されたマラソン大会の参加者から、血液と尿を採取して分析した。するとランナーの82%が、軽度の急性腎障害にかかっていることが分かった。つまり腎臓が、血液から老廃物を正常に濾過できていないことを意味する。』

    転載終了

    先生の投稿を読んでからこの記事を読むと、

    マラソンと言う足首に負担をかけるスポーツが腎臓に悪影響を及ぼすというより、そもそも足首の歪みがある人たちが、その歪みを認識せずに(さらに言えばその歪みの増幅が腎臓などの内臓に悪影響を及ぼすことを認識せずに)、通常生活では行わないような高負荷(42キロ以上走り続ける)を掛けたから、腎臓への悪影響が分かりやすい形で数値化できた

    このように理解できるような気がします。

    西式を難病治癒の療法として応用した甲田医師も、サンプラザ中野クンさんとの対話の中で、『マラソンなどスポーツが身体によいと思って始めても、かえって内臓に悪影響を与えかねない』と言及していました。

    そもそも健康を模索してマラソンなどのスポーツを始めたはずですから、不健康になっては本末転倒。

    ぜひ、屈伸運動をはじめとするMusubi Body Educationをランナーの世界に広げて頂きたいと思います。

    ご参考までに、野口みずきさんを育てた藤田監督の言葉を転載させて頂きます。
    『マラソンランナーの強さは、心肺機能や脚筋力よりも最終的には腎臓力だよ。』
    http://karada.dosugoi.net/e694340.html

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  2. 1号様、コメントありがとうございます。 いつもながら、素晴らしい切り口!脱帽です。 まさに「運動は健康な人がやるアクティビティー」という事ですよね。 でも、運動は楽しさ、ストレスの発散などやはり人生の彩として必要ですよね。 とすると、どうしたらスポーツを長く楽しみ健康も保てるか、を考えなくてはいけません。 そうすると1号様の言われる、足首などはまず一番に修復してからスポーツを楽しむべきですよね。 そして、ぜひ自分の身体のクセもその時に理解を深めていただきたいと思います。 1号様のコメントは1つで私のブログの2個分ぐらいの情報がありますね、ブログの方に転載させていただいてもいいでしょうか?

    いいね

  3. >>ブログの方に転載させていただいてもいいでしょうか?

    利用できるものはなんでも利用してください。自分自身の利用価値を模索中ですから。

    いいね

  4. ありがとうございます。 1号さん是非私と本の執筆をお願いいたします。

    いいね

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