月別アーカイブ: 3月 2017

猫背なのにいい姿勢!?

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こうした猫背の方も多いです。 一見猫背に見えないけど骨盤の後傾があれば猫背ですね。

本当は猫背なのにいい姿勢。
実際こういう方は多いのです。

股関節が外に引っ張られると骨盤は後傾、後ろに寝てしまし、その結果背骨が後ろに曲がる、いわゆる猫背の状態になりますが、この時自分で背骨を力を入れて真っ直ぐにして『いわゆる背筋が伸びてのいい姿勢』をしてしまう方が多くいらっしゃるのです。

臨床の中で多くの方がピアノなどの楽器をやられている方。

ピアノ演奏

武道などでいい姿勢を意識してこられた方。

お仕事で接客や教える立場、人に見られる立場の方‥等

たとえば、子供のころからピアノを習われていると先生に「姿勢をよくしなさい!」と言われるので、背筋に力を入れるのが習慣になってしまっている方が意外と多いのです。 続きを読む

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腸脛靭帯炎(ランナーズニー)の原因と治療

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腸脛靭帯炎はO脚の方に起こります。(当院でいうO脚とは外側の筋肉が内足の筋肉より強い状態を指します)

これは間違いのない事実ですが、今まで語られてこなかった治療法があります。

腸脛靭帯は股関節の外転作用があり大腿筋膜張筋や大殿筋に付着してますから、当然O脚の方の腸脛靭帯には負担が多くかかるからです。

では、O脚の方で走っても、腸脛靭帯炎になる方とそうならない方がいるのはどうしてでしょうか?

それは、その方の①筋肉の状態・・・外側と内側の筋肉の強さ、緊張のバランスの問題。 ②走り方・・・歩き方もそうですが、その方の歩き方は①の筋肉の状態で自然に決定されていますが、意識的なランニングフォームなどトレーニングなどでO脚なのに外側に負担をかけないで走っている方もいらっしゃいます。 ③血や内臓の状態・・・食事やストレスなどでも筋肉の状態は変わってきます。 身体にいい生活習慣を作りましょう。 ④体重・・・当然脚にかかる負荷に影響します。 また体重が重いほど股関節は開きやすくなりますから、腸脛靭帯への負荷も増加します。
あとは、靴や路面など外的な要因もあるでしょうが、一番大きな問題①,②について手当を行います。

ほかの疾患にしても痛みを取り除くだけの対処療法をいくら行っても完治はあり得ません。

いくら休養しても、テーピング、低周波治療器、アイシング、痛み止めでは治らないのです。

当院では、大腿の外側にかかる負荷を減らすために、体重が外側に行ってしまう強い筋肉の働きを弱め、拮抗している筋肉の強化と言う根本的な取り組みを通しての完治を目指していきます。

この完治と言うのが大変重要なのです。

そもそもこの腸脛靭帯炎を起こす方々は、スポーツをしっかりとやられている方々ですから痛みがちょっと消えただけなどという状態では早晩痛みを繰り返してしまいます。

それは、体重が外側にかかるということは、足首や足の指にまでその影響による転位は及んでいますから、そうした部位までベストな状態に戻す必要が有るのです。

ちなみに腸脛靭帯炎がある方は、ご自分の足の指を見てみてください。

◎足の小指はの先は皮がつままれた様に三角に硬くなっていませんか?
◎足の小指の爪が小さい
◎外反母趾、巻き爪がある
◎指が曲がっている(ハンマートゥー状態)

これらに該当はしませんか?

全て同じ原因の結果になるんですよ。

ですから、根本から治さないと、将来的にまた別の問題に悩ませられるかもしれないのです。

問題を先延ばしにせず、肉体改造を行い、走り方、歩き方をきちんと習得しましょう。

足首のトラブル、モルトン、ソーレル病は股関節から。

左足が長い人 要図

西式健康法の西勝造氏は昭和10年に「足は万病の基」において、『鏡に向かって、鼻がいずれに曲がっているかを見よ。その曲がっているほうの足先が炎症を起こしているのである。これをモルトンが発見したから、モルトン氏病という。右足先が炎症を起こしてモルトン病にかかっていれば、左足は必ずその踝(くるぶし)のところに炎症があり、これをソーレルが発見したからソーレル病という』と言われているそうです。 続きを読む

股関節の痛い方のプールでの水中ウォーキング。

水中ウォーキング

以前にも書いたことがありましたが、最近またご質問いただきましたのでお答えしますが、基本的に必要ありません。
不要です。

理由① まず胸の高さまで水があると体重の30%しか脚に負荷がかからないからです。
水の中で暮らすのではないのですから、自分の体重がきちんと脚にかかっても大丈夫な状態を作っていかなくてはなりません。
そのためには必要な筋肉を一日でも早く作っていきたいのです。 続きを読む

ポジティブシンキング?

ラメッシ

文中でも引用したラメッシの言葉が書かれている本です。

ポジティブシンキング、前向きな考え方の好例としてよく「コップ半分の水」の話があります。
コップに半分水が入っている状態を見てある人は「もう半分しか入ってないよ~」と嘆き、別のある人は「まだ、半分も入っている」と前向きにとらえるという話です。

話としてはその理屈は分かっても、実際つらい状況になった時にそういう風に考えられるかと言うと、ちょっと自信がぐらつきませんか? 続きを読む

時代はやはり股関節!?  速く走る=うまく歩く?

ボルト

先日、トレールランニングをやられている患者様から、深代千之先生の本を初会していただきました。
こちらの先生は、「世界一受けたい授業」等マスコミにもよく出ている先生で、ご専門はスポーツ・バイオメカニクス、要はスポーツでどのように身体を使うと、パフォーマンスが上がるかの研究者と言えます。

今回読んだのは「日本人は100メートル9秒台で走れるか」(祥伝社刊)と言う本ですが、一般の人にも分かり易くかかれた楽しい本でした。 続きを読む

坂道での足先の向き。 サルが教えてくれる補高靴の間違い。

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矢印は坂の下り傾斜方向です。 3枚の写真はすべて違う個体なんですよ。

先日久しぶりに多摩動物園に行ってきました。
最近の猪やシカの害が、実は二ホンオオカミがいなくなってしまったことにも大きな原因があることを知りました。(昔はオオカミが畑を荒らす害獣を適度に食べていてくれることに感謝して神格化して拝んでいたんですよね)
人間が生態系を壊してしまっている事の問題を改めて考えさせられました。

さて、で、そのサル山で図らずも、サルの股関節の動きも人間と同じなのを発見しました。 続きを読む