足のアーチの崩れは、股関節から。

 6月12日日曜の朝の健康情報番組で、足裏の土踏まずのアーチのことを特集していました。
 アーチの崩れはアキレス腱が引っ張るからという説で、その解決方法としてインソールを入れることやアキレス腱伸ばしが根本解決、と説明していました。

 でも、なぜアキレスけんが緊張するのかと言う納得のいく説明はありませんでした。
 しかし、私には解剖図を見てもアキレスけんはかかとの骨にほぼまっすぐ付着しているので、アーチの欠落に大きな関係が有るとは私には思えません。
 

 私は礒谷公良先生が言われたように、モモの外側の筋肉の緊張で重心が足の裏の外側つまり小指側にかかることによって、土踏まずのアーチが持ち上がってしまうという説に納得しています。
 小指側に体重がかかるとかかとの骨が内側にずれてしまい、ほかの骨全てがずれてしまうのです。(これがモルトン病、ソーレル病、アルバート病などは全て重心の狂いによる骨のずれから起こるものですから、重心が正しく足の裏に伝わるようにするためには股関節の矯正が必須になります)
 ですから、左右のより太ももの外側の筋肉の緊張が強い方の足の方が足の長さが長くなります。
 これはあおむけに寝て足をピタッとつけてその長さを確認すればみなさんも確認することが出来ます。

 そして、反対に丈の短い方の足は、長い足に比べて重心が内にかかるので土踏まずのアーチが落ちて幅が有ります。
 患者様でも、靴を買うときは右と左でサイズを違うものを購入して、右23.5 左24.5にして履いているという方もいらっしゃいます。
 こういう方の場合、よくやってしまいがちな大きな間違いは、片足にインソールを入れてしまう方法です。
 これは長い足側にインソールを入れればいいのですが、幅が広く丈が短い足にインソールを入れてしまうとますます重心が内にかかってしまいさらに脚の長短差を作ってしまい、その差が膝の痛み、股関節の痛み、腰痛と体に悪影響を及ぼします。
 
 インソールも確かにいい方法である場合が有りますが、それはその人その人にきちんと合わせたものを特注で作り、まめに調整に通える場合だけだと思います。
 私も以前インソールを研究したことが有りますが、ほんの少しの操作で膝痛が起きたり、足底筋膜炎で痛い思いをしました。
 ですが、インソールで治療する場合でも股関節を整えることとセットでやる方が効果は断然高いと思います。

 また、番組のアキレス腱伸ばしですが、多くの方の場合アキレス腱は引っ張られているというケースがほとんどです。

 これは引っ張っているというのとま反対なアプローチなんです。
 
 つまり足先が開きスネが外に引っ張られているのでスネの裏のふくらはぎからアキレス腱は引っ張られて、つまり足先が外に向くのに抵抗してくれているのに、それを緩めたらスネはさらに外に向いてしまうのです。
 ですから、以前から書いておりますがふくらはぎモミは気を付けないといけないという理由です。

 スネを外に引っ張っている大本を緩めれば、それに合うバランスでふくらはぎももんでいいと思いますが、原因を考えずに結果にだけアプローチするのは本当に危険な行為だと思いますので、ぜひご注意ください。

 
 

 

 
 
 

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