ダ・ヴィンチのマルチ考察はすごいです。

房室弁の構造図

房室弁の構造図


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大動脈弁の開閉のメカニズム。

大動脈弁の開閉のメカニズム。


モナリザで有名なダ・ヴィンチですが、膨大な手稿も残しています。
手稿は20歳代半ばから60歳台半ばまでの約40年間で、小説、メモ、手紙の下書き、芸術論など多岐にわたりますが、解剖手稿も200紙葉残っているそうです。

上に添付したスケッチは、私がその考察力で特にすごいな~と感じたものです。

右心房と右心室の間の房室弁の構造で、大動脈洞で小さな渦逆流が発生し、大動脈弁をソフトに閉じる次第を記しています。
また、この小さな渦巻きが無ければ、柔らかい大動脈弁は折り重なって密着してしまうだろうことも図示されています。

この考察を行ったのは、1513年1月と言われているので、今から500年前に書かれた事になりますね。(この年日本では、真田幸隆 さなだゆきたか が生まれています。 戦国時代ですね)

で、何がすごいかと言うと、こうした血流力学がこうしたメカニズムを明らかにしたのは20世紀になってからと言う先進性ももちろんものすごいのですが、その観察眼、目の付け所がすごいと思うのです。

それは、血管のへこみが渦を作るのに必要なものだと見抜くところ着眼点には工学の知識があってこそなのです。

こうした深い洞察に触れると、人間の身体への理解には、西洋医学の知識だけではなく、東洋医学、構造力学、水力学(流体力学)をはじめ、栄養学、心理学などものすごくたくさんの切り口、マルチ考察をしないと、偏ったものや理解が中途半端になってしまうかもしれないですね。

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