震えについて。

 以前、半身不随の患者様からお聞きしたのですが、「時々、身体がぶるぶると震えると血が隅々までめぐる感じがして、その後すごく気持ちがいいけど、体調が悪いと震えなくなる」と言う様なお話を聞かさせていただいたことが有ります。

 人間の身体のメカニズムの精妙さに感心したことを覚えております。

 そして先日、2003年にベストセラーになった新潟大学の安保教授の『免疫革命』(講談社インターナショナル刊)を読み返していると、これと同じ記述を見つけました。

 私の研究仲間の福田実先生がパーキンソン病について興味深い考察を述べておられます。
「緊張した筋肉と言うのはすごい血流不足になっているから、そこのところをプルプルと震えることによって血流を送りこもうとしているのではないか。ちょうど自分で作りだすマッサージ作用をしているのではないか。 これがパーキンソン病の震顫(しんせん)、老人性の震えの原因ではないだろうか」と言われております。
 つまり『震え』そのものは自分自身が行っている治療なんですね!

 そして先生は『パーキンソンの方に起こる、便秘、不眠は交感神経優位で起きる症状なのに、交感神経を働かせるドーパミンの前駆物質補給の治療法は逆効果ではないか?』と警鐘を鳴らしています。

 確かに私の臨床経験でもパーキンソン病や、多発性硬化症と言う様な難病の方々は強いストレスを訴えるケースがほとんどでした。

 東洋医学ではストレスにさらされると肝臓に負担がかかると言います。
 そして、肝臓は筋肉、腱などを支配するとありますから、話を簡単にまとめてしまうと、『ストレスで肝臓が疲れれば、血を浄化する機能が落ち体の隅々までお掃除が行き届かなくなり、身体が硬くなる』と言う事でしょう。

 ですから、ストレスをためないような思考の習慣と、体の歪みから来る肝臓などの臓器への負担を減らし血流を増やすことが大事になってくるのです。
 特に左股関節は肝臓との関係が深いので、左足を広げすぎないようにご注意くださいね。

 
 
 
 

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