下剤・・水酸化マグネシウム 薬はどうしてそうなるのかをよく理解しなければと言うお話。

 女性に便秘はつきものと言うぐらい便秘の方は多いですよね。
 便秘は苦しいですから、どうにかしなくちゃと焦る気持ちは分かります。
 私は基本的にはどちらかと言うと下痢タイプで便秘とは無縁なのですが、若い頃トランプの大貧民で負けたら渋柿を食べるという恐ろしいゲームで負けて渋柿を食べて超便秘で苦しんだことが有りますが、便秘はつらいですね~。
(ちなみに同じ大貧民で負けて下剤のコーラックを飲み一晩中のた打ち回った事も有ります。 エヘン!)

 基本的に他の病気と同じように自分の身体の機能にしっかり働いてもらうと言う治し方をしたいので気を付けることは、
 ①身体の歪みを取り除くこと・・内臓が下垂する、自律神経が筋肉により圧迫される等すると臓器の働きが機能低下を起こしているので、それを整える。
 ②食事・・・食物繊維の多く含まれた、玄米などの炭水化物などをしっかり取る。 野菜や海藻もバランスよく食べる。
 ③運動・・・歩くことを中心にしっかりと身体を動かす。 当院のスクワット的な体操も効果高いですよ。  特にストレスがある人はストレスを運動エネルギーでチャラにしてください。
 ④水分・・・通常の生活でも西式健康法でも言う様に1.5リットルは水分を取る。
 
 この4点がとにかく基本です。

それでも忙しくてと言う方などが一過的に使うのなら薬もしょうがないのかもしれません。
ただしあくまでも上記4点を改善する努力はしないとまずいですよ。

以前にも紹介した浜六郎先生の『新版 のんではいけない薬  金曜日刊』にも書いて有りますが、オオバコのタネの皮、サイリウム等の水分を含みお腹で膨張することによる膨張性下剤と言うたぐいのものが一番安全だと思います。

 その次には、酸化マグネシウムや水酸化マグネシウムの様な小腸での水分の吸収を妨げて便に水分を多く含ませることによる塩類下剤が安全性は高いと言われています。
 しかし、腎臓などに問題のある方は要注意ですので、しっかりとお医者さん、薬剤師さんに相談して下さい。

そのほかの刺激性下剤と言われるたぐいのものは、腸を刺激して蠕動運動を促すので、使い続けると刺激に慣れた腸がますます働かなくなるので非常に怖いと思います。
 これの代表がセンナ系の下剤ですね。

で今回は当院の患者さんでも便秘でお医者さんを受診したらこの水酸化マグネシウム処方されたという方がいらっしゃったのですが、やはりその働きや気をつけなくてはいけない事などは一切説明を受けていないという事でした。

薬は処方する方ももっときちんと説明をすべきなのはもちろん、飲む方ももう少し理解する努力は必要ではないかなと思いました。

先ほども書きましたように便に水分を多くすると言う事は身体の中の水分が減ると言う事ですよね。

ですから、こうした薬を飲むときはいつもより水分を多くとることが必要になるのです。

私がこう説明するとその方は「どれぐらい水を飲めばいいのかしら?」
私は「西式健康法の西先生が言われたように、尿の色を見て判断されたらいかがでしょうか?」
「尿がサラサラで無色、無臭と言う状態が血もサラサラな健康な状態の反映らしいですよ」と申し上げると、
「あ、なるほど~、それで水酸化マグネシウムの副作用に尿の色が濃くなるって書いて有ったんだ」
と妙に納得していただきました。

しかし、尿の色が濃くなるのが副作用だから気にするな的な表現はいかがな物なんでしょう?

尿の色が濃くなるのは副作用ですから、濃くなるようなら腎臓に負担を掛けない様に水分を多めにお取りください、と言う所まで説明してくれないと分からないですよね。
ですから、薬を飲むときにその働き、副作用を理解することは自分たちでやらないと、まずいことが起こってからでは遅いですよね。
これは、自分だけではなく高齢なご両親など、ネットで調べ物をする習慣が無い方などはそれがお出来になる若い世代が時々はチェックしてあげると良いですね。
私も母親の薬調べてアドバイスしますが、まったく言うこと聞いてくれませんけど・・(>_<)

 

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