脚の長さの左右差。 右脚が長いか、左脚が長いか?

 よく寝た状態で右脚が長い、左脚が長いと判断する方がいますが、寝た状態での足の長さは全くあてにはなりません。
 なぜなら人間は重力のある地上に2本足で立って生活しているからです。
 そしてその生活の中の様々な習慣で、どちらかの脚に体重が乗りやすくなってしまったり、スポーツなどの習慣で左右の脚に長短差が生じます。

 この時、足の長さとは骨盤の上端から足の裏までの長さになるので、寝た状態で骨盤の高さを無視してどちらの足が長いと判断するのは無理なのです。

この足の長さの左右差とは言いかえると股関節の角度、つまり腿の骨と骨盤との関係で決まるともいえます。

この左右差に関しては礒谷公良先生がご自分の臨床から統計を取られて表にされています。

 左右の股関節の状態をそれぞれ表の縦軸、横軸にし13×13=269通りの脚型と呼ぶ左右の股関節の角度の組み合わせを考案されていますが、(この13通りは、健常な股関節の捻じれ等のほかに、前方脱臼、後方脱臼、変形性股関節症、ペルテス氏病なども含まれそうした股関節の保存治療もきちんと説明し、いかに股関節の状態には多様性が有るかを実感させられます)その分類に基づき、足の長さの左右差をその状態と男女差も含めて統計を取られています。
 (この数字は『礒谷療法』昭和57年9月発行 礒谷式力学療法事業出版部刊からの物なので多分その年あたりの数字になるのではないかと思います)

それによりますと、男女を問わず左脚の長いものが圧倒的に多数を占め男性75%、女性78%となっています。

しかし、近年と言いましても私がこの股関節矯正と出会ってからですが、どんどん右脚の長い人が増える傾向に有ると感じています。
これは股関節矯正を行っている先輩や仲間の方々もそう感じていらっしゃいますので、私の独善的な意見ではないと思います。

この理由を何点か考えてみましたので、ご紹介いたします。

まずこの身体における左右差で一番影響が有るのは右利き、左利きの問題だと思いますが、それを踏まえて・・
①近年、左利きを右利きに矯正しなくなっている事。
②スポーツの普及で、右投げ、右打ち、右で蹴るなど右から左への体重移動をすることが増えた。
③車やキャリーカートなどの普及で重たいものを右手で持つことが無くなった。
④生活全般が便利になり、左右の差がつくような動作が減っている。
⑤コンピューターの普及で右でマウスを操作する時対角の左に重心がかたよりやすい。
等が考えられるのではないでしょうか?

どちらにしましてもこの左右の脚の長さは骨盤の高低差であり、その高低差が背骨を湾曲させ、神経の圧迫、血流の阻害、内臓臓器の圧迫と様々な疾患、不調、痛みの原因になっていくのですから、その根本である股関節・骨盤矯正で左右差を解消してください。

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