偏平足と外反母趾・・・・その原因。

 先日テレビで放送していた足のトラブルのケアーについて意見が有ります。

 ◎親指に負担が掛かっているから外反母趾になる。・・・・・×
  外反母趾になる方はみなさんO脚です。
  と言う事は親指より小指に重心がかかっていると言う事です。
  外反母趾の原因は、足先が開いている状態から内に抜けるように足を蹴り出すので親指が巻き込まれる形になり靭帯が弛むから発症してしまうのです。
  これは、巻き爪の原因とも同じです。
  ヒールや細い靴は、それをだめ押ししているのです。

 ◎偏平足ゆえに外反拇指になる。……×
  偏平足は体重が内側に掛かりすぎることにより、足裏の縦のアーチが落ちてきてしまい、偏平足になります。
  ですから完全に足先が内に向いている方には外反母趾は起こりません。
  偏平足で外反母趾の方は腿が内に捻じれていて膝が内に向いているO脚の方に起こります。

 ◎足の裏が歪むから土台が崩れて身体が歪み、膝痛などの原因になる。・・・・・△
  足の裏が歪むと全身に影響が出るのはその通りですが、なぜ、足の裏が歪んだのでしょうか?
  物事には原因が有りますが、そこに着目しないと結果のみへのアプローチとなりかねません。
  足の裏が歪んだのは股関節が歪んだから起こっているのです。
  ではなぜ、股関節が歪んだのでしょう?
  これは様々な原因が有りますが、多くは椅子に座るときに脚を組んだ、スポーツで偏った筋肉を鍛えた、子供の頃にけがをした、お母さんのおむつの当て方にクセが有った、いつもあぐらをかいていた、などなどです。
 ですから、これらのクセを見つけてその癖をやらないようにするとか、逆をやるとかしないと根本の解決にはなりません。
 膝痛に関しては、ほとんどが腿とスネの捻じれによるものか、ももの前面の筋肉がO脚により緊張することによっておこっていますから、もちろん足の裏も関係はしますがそればかりではありません。

 ◎偏平足の人はアキレス腱を良くストレッチすると良い。・・・・・△
 確かに一過的には効果が有ります。
 しかし、これも残念ながら結果へのアプローチなんです。
 偏平足の原因は先にも書きました通り、内荷重なので足で一番伸ばさなければいけないのは腿の外側か内側になります。
 (この内外の判別は難しいので、真剣に取り組みたい方はぜひ当院で受診してください)
 どちらのケースも膝が内に向いてしまっているので、脛は結果的に引っ張られているだけなので、その原因へのストレッチが問題を解決します。
 結果へのアプローチは、原因を助長させるので、マッサージチェアーやふくらはぎモミと同様です。

 真の健康を手に入れるためには、自分の身体の状況をきちんと把握していただくのが第一です。
 今ある痛み、病気、不調その問題の一番根っこはどこなのか?
 それが分からないと、常に結果のみへの解決策に振り回され続けなくてはいけなくなるかもしれませんよ。

 

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