重力の中での生活=筋トレという話

昨日、アンアンに紐縛りが紹介されていたことをご紹介させて頂きましたが、その文の中で日常生活の習慣が身体の歪みを作っているという事を書きましたが、これをもう少し書いてみたいと思います。

アメリカのスカイラブ4号で宇宙に84日滞在したジェラルド・カー氏は「(宇宙から)帰ってきた最初の日はベッドに入っても居心地が悪くて寝られなかった。 次の日は壁伝いに100歩歩くのが精いっぱいだった」と語ったそうです。

ベッドで居心地が悪かったのは、無重力の宇宙では筋肉を使う必要が無かった為に内臓を支える筋肉が弱り、内臓があっちこっちに動いてしまうために同じ姿勢でいることが苦痛になったそうです。
この時、骨格を動かす骨格筋はおろか、血液を押し出すための心臓の筋肉さえ小さくなっていたそうです。
さらに、この84日でカルシュウムも約5パーセント少なくなっていたそうです。
(日本放送出版協会刊 驚異の小宇宙5 人間のなめらかな連携プレーより)

普段私たちは重力の影響など考えることなく生活していますが、この例を見ればただ生活していると言う事が筋トレになっている事が分かりますよね。

私などは小学生ぐらいで猫背だったので、その後イソガイに出会うまで30年ぐらいを猫背で過ごしましたから、言い方を変えると「私は、約三十数年間猫背になるための筋肉を鍛えてきました」と言える訳です。
トホホ・・・・

つまり無意識な日常生活が、ある人によっては「左右偏った筋肉を鍛えています」、「骨盤を斜めにするための筋肉を鍛えています」という様な悲しい筋トレをしてしまっているんですね。

ではどうすればいいのでしょうか?

①まず現在の自分の歪みがどういうものかを知る必要が有ります。

そしてそれは、歪みの連動によっておこっている結果の部分ではなく原因であることが一番大事です。
なぜなら、結果にアプローチしてしまうと問題はより進行してしまうからです。

例えば、左偏頭痛→左首筋の緊張→左肩の緊張→左胸の緊張→右骨盤高位→右脚外側の緊張と言う様に例えば今現在お悩みの問題が有れば、その問題が起こっている根本の問題を把握しないと対処療法にしかなりません。
それには、きちんとした理論体系が無いと首尾一貫した対処はできません。
一般的に一番多く見る対処療法の最悪なものは『猫背で引っ張られている背中を揉む』と言うものです。
猫背のお身体を横から見れば分かる通り、猫背は胸側にたわんだ体の状態ですから胸側の筋肉が引っ張っているのは、そう考えればご理解いただけるのではないでしょうか?
背中が緊張していたら身体は逆に反ってしまいます。
それを、引っ張られて痛いからと背中を揉んだり緩めたりしたらどんどん胸側に引っ張られてしまいますよ。

②そしてそれを解決するためには、日常生活でどうすればいいか実際的・具体的なアドバイスが必要になります。

上の例から続けますと、右脚外側の緊張を取り除いていくためには右足に体重をかけなくてはいけません。
ですから、立っている時は右足を後ろに少し引いて右に体重をかけましょう。
仕事でPCに向かう時は椅子を少し左に寄せて右を向いて作業できる環境にしましょう。
歩くときは左足からスタートして、右に回るようにしましょう。
靴は左から履きましょう。
ゴルフで右打ちするなら、逆振りを3倍やりましょう。
などなど・・・・

重力の中で生活するって大変な事なんですよね~

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