ストレートネックと過前弯頸椎

9月9日の『ためしてガッテン』の肩こり特集の時のコメントにも書きました、ストレートネックについて書きたいと思います。
そもそもストレートネックとは、首の骨に有るべき湾曲がほとんど無い状態のことを言います。
最近建築用語からきた言葉でアライメントと言う言葉で説明されることも多いのですが、ようは『骨の並び方=骨と骨との構造』でしょうか。

お尻の骨が後ろに丸まりつきだし
腰の背骨が前にたわみ
背中の上部が後ろにたわみ
首が前にたわみ
後頭部が後ろに突き出す。
こうして前後前後に湾曲して、背骨をばね構造にして衝撃から脳を守ってくれたり、運動する時にばねを反発力として使えたり(猫が背中を丸めてから獲物に飛びかかる状態をイメージしてください)。
この時、このばね構造が正しく働くためのポイントは、横に向いて立っている状態で、耳たぶのピアスが有る位置→肩先の中央→股関節の下の大腿骨の大転子→膝関節の中央部→外くるぶしの中央部と言うラインが一直線に並んでいてほしいわけです。
ただ、骨格にも個人差が有りますから、その人なりにバランスが取れていると言う事が大事なのだと思います。

 そして、ストレートネックの場合、この背骨の湾曲が全体的に少ない方が多いのです。
 ですから、ストレートネックの治療と言いましても、やはり腰椎、腰の反りからきちんと形成するようにしなければ根本的な治療にはなりません。

 このタイプの判別法は、硬い床にあおむけで寝た時に顎とおでこが床と水平になっている事が多いのです。

 また、猫背が極端に進むと背中が丸くなり首の骨の前方への湾曲が大きくなる過前弯と言う状態にもなります。
 このタイプの方が整形外科で意外とストレートネックと診断を下されることが多いのには驚きます。
 (立位で顎を引いてレントゲンを撮る事による間違いではないかと推測しています)

 この状態の方は硬い床で仰向けに寝ると、顎が額より高くなります。

 どちらの症状も猫背を代表とする悪い姿勢に原因が有ります。
 首のトラブルは、脳への血流阻害、神経の圧迫による怖い疾患とダイレクトに関係していますから、その部分の痛みを取るだけではなく身体全体の骨の構造=姿勢から治しましょう。

 当院ではストレートネック、過前弯どちらの方にも矯正のための体に合った寝具・枕のアドバイス、仕事の時の姿勢、椅子の座り方なども合わせてご指導しています。
 
 
 
 
 
 

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