FAI(大腿骨寛骨臼外挟み込み症)の保存療法

 FAI, Femoroacetabular impingementの略で股関節に起こる挟み込み症候群と言う疾患の名称です。
 FAIは股関節を曲げた時に痛みがおこったり、違和感が有り気が付くことが多いようです。
骨盤側の受け口側に問題が有るタイプを『ピンサータイプ』、太ももの骨側に問題が有りタイプを『カムタイプ』またはそれらの複合型と言う診断が病院でつけられます。
 この症状により、軟骨が損傷すると変形性股関節症に発展していくと言われています。

 私の経験から言うと、このFAIは股関節の内旋により状態が悪くなると思います。
 内旋とは、文字通り内に捻じれることですが、特にスポーツでこの状態を作りやすいのです。
 足先を開いて膝を内に絞り込む状態、と言えば分かり易いと思いますが、例えばテニスなどで構える時に少し足先を開いて腰を落とし膝を内に絞ると、その絞った筋肉がスピードに使えるのです。
 サッカーや野球、格闘技ほとんどの西洋スポーツでこうした使い方をしていると思います。
 しかし、こうした運動をしたからと言ってすべての人が身体に問題を生じるわけではありません。
 全体の筋肉の強さ、関節の柔らかさ、股関節の角度、日常生活での習慣など色々な条件で個人差がある訳です。
 ですから、先天的な股関節疾患である、ペルテス氏病、臼蓋形成不全、先天性股関節脱臼などがおありになる方以外では、激しくスポーツをやられた方に多くこの疾患が起こるのです。
 ですから、なるべく早い時点でこの捻じれを取る矯正、運動、日常生活の習慣を修正して、変形し股関節症に発展させないようにしていただきたいと思います。
 なるべく早い段階で矯正をスタートさせるに越したことは有りませんが、痛みが出る前段階では『膝を胸に近づけた時に、股関節に詰まり感が有る』という感覚になる事が多いようです。
 そうした感じが有る方はなるべく早くご相談ください。
 また、すでに痛みが有る方も1日でも早く矯正をスタートしてください。
 

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