高齢者の転倒・・・あきらめるのはもったいない!

 8月に当院の90歳を超える方が、レストランの入口にある1段の段差に気が付かず、踏み外して転倒されました。
 膝と右手をつかれて転ばれたようですが、幸い骨折などはなく打撲との診断で私もホッとしました。
 膝の打撲痛は2週間位で取れたのですが、やはり運動量が減ったためと打撲による筋肉の硬縮で太ももの前面の筋肉に緊張が残り、現在治療継続中ですがこの2か月で9割は元に戻っていると思います。

 この方は転ばれてしばらくしてから、ご家族に「なかなか、もとにもどらないのよね~と言ったら『もう年なんだから当たり前じゃない』と言われちゃったわ」とおっしゃられておりました。
 皆さん、年を取れば身体のどこかに痛みが有るのも、不調が有るのも当たり前と思われてるようですね。
 しかし、いくつになられてもお元気で痛み無く生活されている方はたくさんいらっしゃいます。
 ただ割合的に増えてしまうのは、やはり老化と言われるような、筋肉が弱くなること、動かなくなること、免疫力が低下すること、そしてだめ押しに『あきらめること』によるのだと思います。

 以前、今回転倒された方が「90歳の身体の状態は90にならないと分からないわよ。 80歳代の状態とも違う、朝起きた時の体のだるさ、重さはやはり年を感じるわ~」と言われていた通りなのだと思います。
 しかしこの方のすごいところは、現在もゴルフを続けていらっしゃることや、お一人できちんと自炊されていらっしゃるのですが、グラタンを食べたいと思えばホワイトソースからご自分で作られる事です。
 お好きな事をやる、お好きな物を食べると言う様に人生を楽しんでおられるのが素晴らしいと思います。
 やはり人生を楽しむためには、あきらめている場合ではないですよね!!

 ですから、今回の転倒の後も絶対この痛みを取り、来月にはゴルフに行く!とご自分で当院の体操などにも積極的に取り組んで、徐々に復調されていらっしゃるのです。

 膝が痛い時に病院では、正座は絶対やらない様に言われることが多いのですが、正座は正しく行えばこの方の様に太ももの硬さを取り除き膝の動きを良くしてくれますし、特に高齢になると硬くなり易い足首の関節を柔らかくしてくれますので、当院では積極的にその方に適した形で正座をする事をお勧めいたしております。
 特に当院の調整の座布団矯正では、太ももの硬さがどれ位かはっきりとわかりますし、太ももや骨盤周りの筋肉、靭帯のストレッチとして理想的な技法です。(ご自宅では難しいのでやらないようにして下さい)
 膝のお皿は太ももの前面の筋肉に付いていますから、この筋肉が硬いと膝の動きが悪くなり、痛みが出てしまうのです。

 いくつになっても痛みや不調なく暮らすのが、当たり前!と思ってください。
 あきらめるなんてとんでもない!
 人生を最後の最後まで楽しめるように、身体に頑張ってもらえるようにお手入れを怠りなく!
 動きの基本、股関節から整えて、しっかりした歩きを心がけていきましょう。

 
 

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