股関節から他の部位への連動

 当院で行っている調整のベースは礒谷式力学療法と言う70年の歴史ある整体術です。
 この療法は、それほど昔に全くのオリジナルの跛行(ビッコ)の矯正術として生まれ、進化してきたものです。
 初めはビッコを矯正するために、足の長さを揃えるための股関節の角度を調整すると言う、その1点に関して行われていた礒谷公良先生の矯正が、それにより身体の様々な、例えば腰痛、肩こり、便秘、頭痛と言う全く股関節と関係ないと思われる部位のトラブルまでどんどん治ってしまったことにより、全身の身体の歪みと疾患との相関関係を研究して出来上がった療法なのです。

 例えば、先日ネットで拝見した例ですと、 
 ①股関節疾患がおありになる。
 ②ぜんそくの発作を何回か起こされた。
 ③体重が増えてしまった。
 と言う症例なのですが、これはイソガイ療法的には全て右脚が長い事による症状と言えます。
 
 解説すると(イレギュラーなケースもありますから100%ではありませんが)左の股関節の方に体重が掛かりやすくて、左股関節に変形性股関節症が発症しているか、右股関節より重度になっている。
 そのことにより、右の骨盤が押し上げられ、背骨が左に側弯してしまっている事により、ぜんそくが起きてしまった。(イソガイ療法の理論では右脚の長い方は呼吸器、循環器にトラブルが起こりやすい、となっています)
 そして、右脚が長い方は消化器が強いために消化吸収力が強いので太りやすいのです。
 さらに言うなら、この方は多分お医者さんを受診されてますから、お医者さんに『股関節に負担を掛けない様に体重を減らしてください』と言われていると思うのです。
 股関節の疾患がお有りになる方は痛みのために運動があまりできなくなり、ストレスのはけ口が「食」に向かうのは多くの方に起こる事ですが、そこに減量と言われるとさらにストレスが強くなり、さらに食べてしまうと言う悪循環になってしまうのです。
 糖尿病の方に『甘いものを食べてはいけません』と言うのと同じですね。
 食べてはいけないとはわかっていても、食べてしまうのがストレスなんですから、そのストレスの元を改善しなければ繰り返してしまうのは当たり前です。
 少し蛇足もありましたが、このような連動が生じるのです。
 木を見て森を見ず、と言う事にならない様にしましょう。
 結果にだけアプローチしても身体はいい状態になりません。

 身体は1つ。
 すべてつながっているんですよね。
 ですから、その根本にアプローチする療法をお選びください。
 

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