脚の強さ、今昔。

 私の父の祖母、私の曾祖母の話です。
 曾祖母は、東京の立川の砂川九番と言う所から、小金井にお嫁に来たそうなのですが、時々歩いて日帰りで里帰りをしていたそうなのです!
 小金井の前原町から立川の砂川九番は、グーグル先生のルート検索を使うと10.8キロ徒歩約2時間と出ます。
 武蔵小金井から立川までは電車で4駅、砂川九番も自宅も駅からかなり離れていますから、私の両親(80歳)などは駅までバスを利用しています。
 それを、この曾祖母は孫をおんぶして朝家を出発して、夕方には帰宅したと言う事です。
 ちょっと都市に住む私たちには「え~っ」と言う感じではないでしょうか?

 私は若いころオーストラリアに一時的にいたことが有り、帰国直後は地理的なスケール感が違っていたので、国立の叔父の家からやはり小金井の実家まで歩いたことが有りましたが、しくじったな、と思うぐらいの距離に感じました。
ですから、70歳を過ぎた女性が子供をおんぶしてさらにその距離より一駅分長い距離を、往復したと言うのは衝撃です。

 しかし、当時の事は良く分かりませんが、そうした事はそれほど珍しい事でも無かったのではないかと思います。
 
 ですから、当時の人たちの脚力は我々とは比較にならないほど強かったと言えるでしょう。

 これは、我々の体温とも非常に関係が深い問題です。

 それは、私たちの身体の体温の4割近くが脚腰回りの筋肉で作られるからです。

 以前精神科のお医者様で『こころの体操』『うつは温めて治す』の著作で有名な於保先生が、「本の執筆に当たり、日本人の平均体温を調べたら、そうした記録は見つからなかった。 大事な記録だと思うけど医療器具メーカーの資料の中に少し数字が有るぐらいでしたが、それによると昭和30年代の平均的な日本人の体温はおよそ36.8分ぐらいでしょう」と言うお話をされていらっしゃいました。

 今や36.8分は微熱と捉える方がいらっしゃっても不思議ではないですよね。

 つまり、生活が便利になる→足の筋肉を使わなくる→筋肉が弱る→体温が下がる→免疫力が低下する、於保先生によるとメンタル面でも色々なトラブルが起こりやすくなってしまう。
 と言うような因果関係が起こる訳です。

 最近は、あっという間にアシスト付自転車が普及して、歩かない上にアシスト付では全く運動がたりません。
 脚を鍛えることに対しては、かなり自覚的に取り組まないといざ不調が起こってからでは、ますます大変になってしまいます。

 日常生活の中できちんと脚の筋肉を鍛えるには『正しく歩く』事が一番だと思います。
 そして、その正しい歩きと言うのが、筋肉の不足から非常に難しくなってしまっているのが都市生活者だと思います。
 
 股関節をベースに考える当院の『歩き』は、難しいものではありませんが、習得すれば歩くことにより『身体のゆがみも取り除くことが出来るのです』 

 健康のため、しっかりと足の筋肉を鍛えましょう。
 
 

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